2008年10月17日

おぱんつの売っている映画館…おろち


この間、雪組を早速観にいきました。
帰りにあらんけいの発表があってションボリしました。
そのあたりのことは後ほど(いつだ?)書くとして、ちょっとまえに映画に行きました。
渋谷のちっちゃな映画館で「おろち」をみたわけです。
ホラーなのはわかってましたが、ポスターがびっくりするほどきれいだったので、観にいくことにしちまいました。

渋谷とはいえ道玄坂の裏側にある映画館、頑張って歩かないとつかない…せっかくだからその前にブンカムラでミレイのオフィーリアを見てきました。
ぞっとするような美しさでした。

あたまのおかしくなってしまったオフィーリアは花冠を作り、祈りの歌をくちづさんでいる…のだそうです。
原文だって世紀の名文なのだろうと思いますが、なんせその機微は私はわかりません。しかし日本語訳もほんとうに名文!
なんて美しい日本語に訳されているのだろうとプレートの前でしばし立ち尽くし、同行者に妙な目で見られました…

絵を見ないとね!(みましたよもちろんのこと)

 


…替えのおぱんつが必要?ってくらい縮み上がりましたいろいろと(あ、もちろん大丈夫でしたよ!おとなですから)。
ちなみに映画館におぱんつは売っていません。
売ってたら安心だなあってくらいブルブル震えただけです…


原作を読む勇気がないので読んでませんが、映画の筋がもし原作に倣ったものなのであれば…うめずせんせいは天才だよ!
ただのしましまのおじいちゃんだったわけじゃなかった!

いやもう分かっていたけれども、骨身に沁みました。
怖かったなーそしてうつくしかった。

漫画における少女ホラーは、怖いのが第一でありながら、どこか哀しくてうつくしい。
うめずせんせいが開拓したジャンル。
ふんだんにうめずせんせいのモエがちりばめられているからこそ、ホラーでありながら美しいのだなあと思いました。

うめずせんせいは人ならざるものになっていくひと(おんなのひと)が大好きで、そんなおんなのひとを古い洋館のどこかのお部屋に軟禁するのが大好きであるようです。
おろちとへびおんなと。
…へびも好きなのかしらね。


きむらよしのさんがあんなにきれいだと思いませんでした。
あんなにきれいにくるっていくとも思いませんでした。


怖いのはひとならざるものでもなく、生きているにんげんの情念であり、それを描くことこそが、日本のホラーだと思います。
四谷怪談も、お岩様は死後幽霊になって現れた時よりも幽霊になる前の断末魔の凄みの方が、おそろしい。

そしてそういう作品を観た時、日本人でよかったなーと思います。
この映画は日本人の美意識を目や脳にかぶせてくる映画でした。


阿藤海が、もと主治医の執事でした…(なんとなく特筆)。

 
posted by 海野モノトモ at 16:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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