2009年03月19日

す・み・れ・ち・ん・が・こ・ろ・ん・だっ…マルグリット



おしごとの修羅場をくぐりぬけてむりやり観劇。

そしてあとでひどい目にあうのですがそれはまた別の話であります。
今公演のカーテンコールのプチアクシデント。


神々しいオーラをまとって歩いてきた姫様、おもむろにご自分の裾につまずく…その瞬間、左右からほぼ同時にさっと手が伸びて、姫様の両手を掴んで支えてくださいました。

もちろんオットのひととアルマンであります。
アルマンにいたっては王子様のよーに膝をついてエスコート。
姫様はえへえへと照れ笑いしながら礼。
次のカーテンコールではピエロがつまづくボケを炸裂、ジョルジュとオットのひとに突っ込まれてました。

ほほえましいのー。
かわいいのー。

そして久しぶりに見た(と言っても一週間経ってないのか…)舞台は、生々しい変化を遂げておりました。
息づいている、というか。


あ、拍手のコメントで「オットーは夫だったのですか」という質問をいただき…ち、違います!
違いますよー愛人ですよー。

すみませんすみませんひとえに私の書き方が悪かったのです…オットー呼びに戻します…。


 


 


姫様の歌声にもうウットリであります。

厚みと空気感が…あああたいへんだ!
姫様の音による表現力にはほんとうにいろいろなところを鷲掴まれっぱなしであります。

高い声での歌い方のコツを掴んだのではないかしらと思います。
タキシードジャズの時の変化の遂げ方に似ているような気がします。
短期間でするすると高まっていく感じとかが。


あと、じゃっかんあの世界から浮いていたアルマンが、しっかりと世界観の中に生きながら他の人々とは違う恋を経験する青年に…なりかかってました。

アルマンが猪突猛進型から卒業しかかっている?
がんばれアルマン!
羽化は遠くない…気がする!

アルマンが羽化しかかったおかげでマルグリットの死が「アルマンが若すぎて恋に猪突猛進だったため、マルグリットの考えていることを慮ろうとしなかったがためにおこった悲劇」というなんともいえないやりきれなさがなくなって、ああマルグリットはよい恋をして死んでいったのだと思えるようになったと思います 


今までのアルマンに足りなかったのは“後悔”だったのではないでしょうか。


ニューイヤーパーティーで 「君を憎めない!」 そう言って手を掴んだけれど、マルグリットは人ごみにまぎれて消えてしまった。

彼はマルグリットとの別離をごまかすかのようにレジスタンスの一味に加担。
まさに「痛い目にあって考えが定まる」byピエロ ってことでしょうか。

でも、ルシアンにマルグリットがあのパーティーにいた意味を知らされたあと、前に観た時は「マルグリットー!」と絶叫してバタバタと走っていったのですが、今日は絶句していた。
その一瞬の間こそがキモだったように思います。
恋しい人を見殺しにしてしまったこと、自分の恋を粗末にしてしまったこと、そういう後悔みたいなものがどすんと彼に乗っかった瞬間だったように感じました。
だからこそ、瀕死のマルグリットを抱き起こした時の感情が、マルグリットをいとおしみ、彼女の死を悲しむというだけでなく、そこに自責が加わってきめ細かくなっていて、だからこそマルグリットを抱いて歩いていくアルマンの背中がたいへん美しく見えるようになったのだと思います。


それにしてもアルマン、死にゆくマルグリットの顔を至近距離でじっと見すぎでは…といつも思う(そんなに近かったら焦点あわんのでは)。


さんれんきゅうがたのしみであります。
でもごぜんさんじの時点で仕事が終わってません…トホホ

posted by 海野モノトモ at 02:35| Comment(0) | TrackBack(0) | マルグリット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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