2006年03月21日

東海道四谷怪談 南番


たとえて言うなら、遊園地のお化け屋敷。

蛇山庵室の場では会場を悲鳴が飛び交ってました。
私もびっくりして10cmくらい飛び上がったよ…。
平場で見たのですが、まさかすっぽんをぶち破るとは。くわばらくわばら。

プールを使ったり、仕掛けが多かったり、歌舞伎座でやるようなケレン味の強い舞台で、面白かった。ザッツエンターテイメント!
でもさ、

業悪だねェ
に、応えて
首が飛んでも動いてみせるワ
が、いいな…。

最後の最後でお岩さまに向かって言うせりふじゃないんだよな。
串田せんせいらしからぬ解釈。
わざとか?と勘ぐりたくなるくらいの。

でも、この大きさであってこそ、だよなあ。
歌舞伎座で観ると、浪人暮らしを強いられた長屋が、どこのお屋敷か!?ってくらい長屋が広いもんだからよくわからないのですが、本当に4畳くらいしかないと、宅悦の逃げ場がなくて面白い。

お岩さまの、怨念の塊になっていくさまが痛々しい。
幽霊のイメージが強いのですが、幽霊が怖いんじゃないです。
ひとのこころに絶望していく

ラストはやはり忠臣蔵。
これは、忠義の四十七士になれなかった、おちこぼれたちのお話だから。

おちこぼれた彼らが、忠義の四十七士と同じ雪にまみれて死ぬ。
デカダーンス!
posted by 海野モノトモ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 歌舞伎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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