2006年08月05日

さみしくてさみしくて十六夜の闇の空で泣ける僕は…花組ファントム

 
5日15時公演。
 

フィリップの前髪が最近真ん中わけですね。フィナーレ冒頭になんか若めに見える…。
でも大階段の時はリーゼントになってるのが、まとぶん流のこだわりかしら。

今日のエリックは、クリスティーヌに顔を見せてと言われて、かわいそうなくらいうろたえていました。
クリスティーヌの歌を聞きながら両手で顔を覆っていて…仮面を外すときは「天上の喜びを得た瞬間」が終わることをほぼ確信しながら、辛そうに、外しがたい様子で外していました。
そしてクリスティーヌが去った後、結末がわかっていながらも彼女の呼びかけに抗えなかった自分を責めるような悲鳴をあげていた。そして、総てが崩壊した後、悄然と顔を上げて母の肖像画を見ていた。
キャリエールも追い出しちゃったし、クリスティーヌも逃げてしまって、最後にエリックの傍らに残ったのはものいわぬ母の肖像画というのが、切ない。
歌の途中で囁くようにクリスティーヌの名前を呼んでいました…。

大王とあやぶきまおたんのデュエット(?)は、いつもに増して見事なハーモニーでした。ふたつの声があわさり過ぎるほどあわさっていて、まるでひとつの声みたいに響いていた…。
「かけがえのない宝物」と言われて振り返ったエリックの顔が泣き笑いみたいでこっちも思わず泣き笑い…。
地下に連れ戻してやろうと言われて「うん」て声に出して言って、なんかもう死んでもいいという風情でキャリエールに身を任せていた。
地下よりもお母さんのところに行きたがっているようにも見えた…キャリエールと一緒にベラドーヴァのところに戻れたら、お互いにとってどんなによかっただろう。
キャリエールも「いつか見捨てなければ」と言いながらも、早く地下で手当てしてやろうと思っているみたいでした。「私の生き甲斐」だもんね…
途中、警官に見つかり、キャリエールは急いで地下に連れ戻そうとする。
でも、フィリップに伴われてやってきたクリスティーヌがエリックの名を呼ぶ。
いつもはキャリエールのことをすっぱり忘れてキャリエールを振り切るのですが、今日のエリックは困ったようにクリスティーヌとキャリエールの顔を交互に見比べていた。
クリスティーヌから初めて名前を呼ばれて、彼女のもとに走って行きたいと思う反面、みんなに見られてなお、しっかりと抱きしめていてくれる父の腕の中から出ることを逡巡しているようだった。

振り払おうか、このままキャリエールの腕の中にいようか。

でも、わらわらと集まってくるひとたちの気配で、エリックはキャリエールがファントムである自分を抱いているという事実がキャリエールに何をもたらすか、察してしまったのかもしれない。
そして、総てを振り切るように“離して!”。

エリックはただ幸せになりたかっただけなのになあ、と思うと、胸が潰れる思いです。


一方フィナーレはエロい溜め息(?)満載のアンニュイ大王でした。
恒例の大王おさわりタイム(?)では、毎回違うアプローチをする大王に、毎回違うリアクションなのがあやぶきまおたん、毎回同じ(というか大王の顔を見ずに触る任務を実直に遂行している)まとぶん。
まとぶんよ、私をもっと楽しませてくれ…!

posted by 海野モノトモ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ファントム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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