2006年09月07日

私の愛しい子よ…花組ファントム

 

ええっと、今日は会議の開始時間を無理矢理1時間はやめてもらい、パリオペラ座に。
だって13時半公演のチケットとってから会議の日程がきまったんだもん…。
11時に全員集合なんて3年に1回くらいじゃないかしら(夜型の会社なもので)。
みんな早起きしてくれてありがとう…私も眉毛すら書かないでどうにか出社しましたよ…

荒野の歌が、やはり素晴らしかったと思いました。
今日は、森にクリスティーヌを連れてきた時になんだかものすごい甘酸っぱかった。
初めてのデートでなんだか間が持たなくてでもそんな時も幸せでしかたがない、というエリックでした。

クリスティーヌの真実の愛を聞いているうちに、幻想と現実が混ざり合って彼の中でひとつになったみたいでした。
幻想とは、すなわち理想――彼を護る幸せな事象。
最初は多くは望んでいなかった。ただひとときを共有しているだけで幸せだったんだと思う。
でも、クリスティーヌは彼の幻想に食い込んでこようとした。
仮面を取って、と言われて、エリックは最初それを拒否する。
やっぱり、怖かったんだと思う。信じ切れなかったんだろうと思う。
仮面は、彼の幻想そのものだったのかもしれない。醜い顔も哀しい過去も総て仮面に封じ込めていたから。
でもクリスティーヌの真実の愛を聞いているうちに、彼女なら大丈夫だって思ってしまったのだろう。
幻想が現実を飲み込む形で、エリックはクリスティーヌを彼の幻想に、仮面の下にあるものに招こうとした。

今日はクリスティーヌの歌を聴いて、疑う心もなくなって、ただ泣くほど幸せで、嬉しくて、ためらわずに、ゆっくりと仮面を取っていた。
でもクリスティーヌが後ずさるのを見て、まさかクリスティーヌがまさかそんな顔をするとは思わなかったから、驚いて思わず歩み寄ったんだろうな。
クリスティーヌが走っていってしまったのを見て呆然としながら、追いかけても詮無いことを知って、立ち止まり、まわりを見回して独り。

そして、悲鳴。
瓦礫と化した森の残骸の中、母親のぬくもりに思いを馳せているエリックが、不憫でなりません。

そしてその時のエリックの姿は、のちに“あの人は…私を信じてくれた”というクリスティーヌの言葉にリンクしている。
幸せを目の前にドキドキして仮面を外したあのエリックを思い出すのです…。

posted by 海野モノトモ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ファントム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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