2006年12月23日

サーカス団パノラマ島へ帰る…筋肉少女帯復活ライブ@恵比寿リキッドルーム

 

12月23日。
狂言と筋肉少女帯復活ライブとをはかりにかけてライブを取りました…だってサーカス団がパノラマ島に帰るのだもの!

筋肉少女帯というバンドがあります。大好きなバンドです。8年間活動停止しており、この度復活することになりました。
ファントムの時によく引用していた“僕の歌を全て君にやる”とかも、彼らの歌です。
ロックで、カルトで、リリカルなんです。
オーケンの持つリリカル部分が、おぎたてんていとちょっとかぶる。私の中で。

筋肉少女帯の歌はリリカルでファンタジックで、毒があってカタルシスがある。
 
宝塚に似てると思うのです。
…………私はいつでも本気でございます。
種類は違えど、そこには夢と悲劇とカタルシスがある。

私に乱歩の魅力を教えてくれたのもオーケンでした。
大王の来年は乱歩で始まることを考えても、やはりいかねばならなかった。
私は参加型コンサートがとっても苦手なのですが、それは椅子という境界線があるからなのです。手拍子もヘタだしね。
ライブハウスでは違います。熱い混沌…。

8年ぶり…8年ぶりの筋肉少女帯。
8年前私は大学生でした…それから8年かー。

セットリストなど、メモできません。
 
  
 

■くるくる少女
いきなりガツンとやられました。
夢でも嘘でも恋してた…

■暴いておやりよ ドルバッキー
妙齢の男女に“にゃー!”という合いの手を強いる歌…喜んで言うとも!にゃー!
ある男の連れているドルバッキーという子猫は、ただの子猫ではありません。ひとが便宜上見ない振りをして暮らしている矛盾を、あえて暴く困った断罪動物なんです…。
しかもおなかをつつくと真実を語り出すしくみ…子猫だから、叱りにくい…。
リリカルな毒。

■機械
この世の悲しみや苦しみを星に変える機械を作って人間たちを救おうとした男がいた。
でも人々は信じずに男を狂人扱いした。
男は失意のうちに死に、遺された機械を、彼のことを信じたたったひとりの少女が空に向けるという歌。
その機械はポンコツだったかもしれないし、男のこころざしは妄想だったかもしれない。

でもそれを信じた少女には、その機械は大発明だったんだと思う。
なんというか…純愛?

■元祖 高木ブー伝説
という歌をご存知ですか?もしかしたらタイトルだけは聞いたことがあるかもしれない。
タイトルだけ一人歩きしちゃったような歌だから。
すっごい歌なんですよ。
苦しんで苦しんだ末に死んでいった人や愛し合い続けるはずの恋人達が別れていく。そういう悲劇に直面して何もできないで傍観するしかない無力な自分を、ドリフの高いテンションの中でぼんやり見ている高木ブーと重ねて嘲笑ってるんですよ自嘲しているんです。優しすぎるから…ああああよさが伝わらない!伝わってないですよね?
来年のラインナップのなかの「アデュー・マルセイユ」というタイトルをぼんやりとみているだけの私のこころに“まるで高木ブーのようじゃないか!”というオーケンのシャウトがダイレクトに刺さります。
春に君と出会い、夏に君を愛し、秋に君と別れ、そして独りの冬が来たよ……来年の、冬………。

■から笑う孤島の鬼
懐かしい…孤島の鬼、読んだものですよ。

■これでいいのだ
どんなに辛いことがあったって…これでいいのだ。

■トゥルーロマンス
筋少版イザナギイザナミみたいな歌です。
死んだ男が、愛する女に会うために蘇る。
でも、からだは腐っているからゾンビになってフラフラと村に向かうのです。
近づいてくるゾンビを見ておののく村人に向かって彼は「彼女を抱きしめるために地獄から戻ってきたが、なんか文句あるか」と叫ぶ。彼の恋人は「あなたに会うために生まれてきたんだから、問題ない」と言ってゾンビの胸に飛び込むのです。
村長をはじめ村の人々もめでたい気分になってみんなで乾杯をしようという歌…ラブゾンビ〜ラブゾンビ〜
のんびりした曲調ですが、なかなかファンキーです。

■香菜、頭をよくしてあげよう
筋少史上に燦然と輝く(と思われる)壮絶なラブソング。
なーんにも知らなくてぽややんとしている恋人に、生きることに怯えないようにいろいろなことを教えてあげようと心に決めて、映画館や図書館に連れて行ってあげるのです。
そして、いつか恋には終わりがくるのだから、彼女が独りでも生きていけるようにしてあげようという…。
終わりを見すえている純情に涙…

■サボテンとバントライン
バントラインという猫とサボテンが好きな少年の話。
これは…これは説明しません…
聞いて欲しいです…是非聞いて欲しいです。

■サンフランシスコ
ラストがこれか…!!!これなんだな!!!
もう別れるしかないとわかっている冷め切った恋人達のいる街にサーカス団が来るという。
ふたりは最後の思い出にそれを観に行くんだけど、観ているうちにふたりしてドキドキして、そのドキドキがサーカスの曲芸を見ているせいなのか、それとも恋をしているせいなのか混乱してきて、もしかしたらやり直せるかもしれないと思ってしまったりする…。
アルバトロス、南へを思い出して…涙…涙ですよ…


他に日本印度化計画とか、僕の宗教へようこそとか、バトル野郎、戦え!何を!?人生を!とか、カーネーション・リインカネーション、イワンのばか…
大好きな曲をたくさんやってくれました。
ウッチーは小さくなってた。
キッタカは…毛量も衣装も超絶ギターテクも変わってないのに、中身がひとまわり大きくなってた。
ホンジョーさんは人離れ化加速。
エディは…ちょっと衣装を間違えたようだった。
オーケンは大好きだ。


…私情が若干混じってました。
そうそうキッタカが相変わらずスターブーツを履いていました。ていうか、私はずっとあのスターブーツをキッタカブーツと呼んでおり、花組のエリザベートを観たときに大王のトートの足元を見て
「あのひとキッタカブーツ履いてる!!」
と思ったものでした…今は昔。


アンコールは5曲。サンフランシスコとかもアンコールでやってくれました。
バクチクのライブに慣れているとアンコール1回5曲にドキドキ。
バクチクはアンコール2回が通例なのです。ちなみにいつもインターバルはきっかり5分(煙草いっぽんぶん)。


ライブではほとんど動かずに見ていたはずなのに何故か終わったあと、満身創痍…膝が、ふくらはぎが…首が…肩が……左手小指が……
左手小指はどうやって負傷したのかわからず…左利きなのに困る…

 
posted by 海野モノトモ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 舞台&ライブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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