2006年10月13日

ダンディとは何ですか?…ネオ・ダンディズム

 
私が聞きたいよ…

青いチャイナカラーの男役たちが踊る中、大階段から降りてくる男。
かっこいい…縋りつきたい…。
そしてあやぶきまおたんの格好をしたあらんけいが朗々と歌うのです。

あらんけい、っていい名前ですよね。
せなじゅん、もそうだけど、苗字+名前で愛称になる〜。
というわけで、私はあらんさんをあらんけいと呼びますが、愛称なんです〜けして呼び捨てにしているわけでは。

一気にボルテージが上がったのですが、次の場面であらんけいが
ダンディとは。

そう説明し始めた時点で、ずっこけましたがな…。
ボードレールの悪の華をモチーフにしたシーンでゴレンジャーみたいで、やりきれない気分に。
ダンディとは語らないものだと思うのです。
それを朗々と説明して、ダンディダンディ言い出した時点で、それはダンディズムに憧れた似非ダンディズムでしかないのです。
観ている客に“カッコイイ…ステキ…!!”と思わせればそれで成功なのに、しかもそう思わせるに足る役者ばかりが揃っているその陣容で、どうして説明したがるんだ岡田先生…!
そういえば服部良一ショーの時も色々説明してくれたなあ…おかげで服部さんについて妙に詳しくなっちゃったっけ………
アクセントとして、非ダンディズムの視点からダンディズムに憧れ、ダンディズムを語る人々がいてもいいだろう。
でも、ダンディズムを体現しなくてはならないひとたちのくちから“ダンディそれはかくかくじかじか”とか言われても…。
ダンディの象徴と言えばダンディさんです。
ひょっこりひょうたん島に出てくる殺し屋(だったかな?)の保安官。
あの作品のキャラクターたちは皆テーマソング的な、自己紹介ソングみたいなものを持つ。
ハカセは勉強の歌、テケは台所の歌、海賊は海賊の歌…と。その中でダンディさんはね、口笛なんですよ。
歌詞はない。語らないんです。背中で語るのです。
子供向けの人形劇でも体現されているそのダンディズムが、岡田先生はどうしてわからないのか。
岡田先生自身が、ダンディズムに憧れる非ダンディなのだからなんだろうなあと思う…。

どうやら。カサノヴァ風、らしいですが。
歌が愛それは切なく〜の替え歌かと思ったくらい旋律が似ていた気がする…のは、兄さんが歌っていたからというだけではないと思うわけです。

おお蒼穹の星が…と思いながら。
あらんけいの歌でみんなが踊る。
あらんけいの盛り上げ方が演歌の手法に近い。少しずつ少しずつ盛り上げていってドーンといく。聞いてて気持ちがいいと思いました。
そこで兄さんが踊るわけです。
兄さんの踊りは、鑑賞する踊りというより、楽しむ踊りだと思う。見ていて楽しくて仕方がない!
それは兄さんが楽しく踊ってるからだと思います。

近くて遠い異国のマスゲームみたいな、テクニカルなロケット。
衣装がかわいい〜けどギリギリ〜これも岡田先生の趣味か(アジアンウインズの時もそうでしたねえ)。

そして、銀橋に出てきたわたるさんの、私たちに向けた私たちのための、礼。
胸がいっぱいになりました。

客席に桃太郎侍が来てましたが、どう思ったでしょうね…ダンディズム。
 
posted by 海野モノトモ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 星組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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