2007年04月03日

誇り高き 翼 今こそ勇気だ友よ…A/L


この物語を一本の木に例えるのだとしたら。

根っこも幹も腐ってました。
でも、奇跡的に葉は青々と茂り、美しい花が咲き、おいしい実がなってました。


…そういう、話でした。


どうしようもない脚本がタカラヅカにおいてデフォルトなのだとしたら。
ジェンヌさんたちには、そういう脚本でも客に“観てよかったなあ”と思わせる力こそが必要とされているのかもしれない。
それならば、声を大にして言いたい。

観てよかったー!

だってもう宙っ子たちが面白くてかわいくて!!
今まで見た宙組公演では(竜馬は違うけど)、組子たちは軍隊のように統率されていたような印象があったし、それが宙組の魅力であり、強みであると思っていました。

……みんなどうしてそんなにひょうきんなの!!
あのマッシュルームの女子は誰?
ドニスったら!
ガニマール警部!
自称大型新人!!
めがねの子は?
ワトソンくんは?
自称マドモワゼルは?
等々…あなたたち誰なのー!みんな今まで何やってたのー!今までどこにいたの!もー!
パンフレットを何度見ても、マッシュルームの女子とめがね男子がわかりません…誰なの…。
たにちゃんが凶暴なほど遠慮なくキラキラ輝いているので、本当に各々が自由に面白いことやれるのかもしれませんね。
宙組がすっかり好きになっちゃった。


とはいえ、脚本。
駄作がデフォルトだったとしても文句は言う〜だってためとくとヨクナイ。

キャラクターとしての“アルセーヌ・ルパン”の過去を描いていたはずが、いつの間にラウールの、というかルパンの青春物語に?
王妃の首飾りの物語をヘタに知っていたりすると、余計に混乱しますよ…

大前提が歪んでいるというか。
それに伴って、面白い矛盾が生じている。


ルパンが小説の中の人物ならば、ホームズだって小説の中の人物であるべきなのに…どうしていきなり活躍してるんだか…。


世の中にはホームズを愛するシャーロキアンと呼ばれる所謂ホームズマニアがいらっしゃいますが、その中に、シャーロックホームズが実在すること(歴史上の人物であるということ)が大前提にありつつホームズを愛する大真面目なオタク一派があるそうです。
……………斎藤先生はそれなんだろうか。

ルパンはコスプレで、ホームズは実在?
まず大混乱ですよわたし。

そして、その歪みのしわ寄せは、キャラたちに全て押し付けられている。
だって何で誰もつっこまないんだろう、“現れた怪盗紳士は、小説のキャラのコスプレイヤーですよ”と…。
当のラウールだけが、ちょこっと言ってたけれども、ルパンにオネツの女子たちはみんなそういう大前提が吹っ飛んでいるみたいだった(ドニスに言われても“何馬鹿なこと言ってんの”とあしらわれていて…)。
そういうところに頭が回ってないくらい腐女子度というか、オタク度が高かった。
ああシンパシー!(いいの?)
そうならざるを得ないんでしょう、あんな脚本じゃ。

というわけでホームズですが。
ああ私的にちょう眼目!しかもちょうまんぞく!!
コカインとモルヒネをキメキメのあの探偵を、ほっくんがやるというので、ウキウキしていたのであります。
子供の頃、一瞬ホームズに恋してましたよ。
悪を暴くはずの探偵なのに、一向に正義感がないあたりが、うっすら背徳的で訳がわからなくて好きでした。
私はもともとそういう探偵がすきなんだと思います。
だから大王の明智先生が好きなのかも。

…話しがずれましたが。

ほっくんのホームズは、といいますと。
朝7時にさわやかに目覚め、目覚めの一服がコカインなんじゃないかっていうくらいの、キマり過ぎて一周していたホームズでした。
…そうきたか。

 
余談ですが。
ミレディ。斬鉄剣。
……やだなあわかっちゃう。
 
posted by 海野モノトモ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 宙組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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