2007年04月24日

生きるってそもそも哀しいもんじゃない……明智小五郎の事件簿〜黒蜥蜴/TUXEDO JAZZ

 

18時半公演はイティコ先輩と、会社の先輩後輩と、仕事先の某氏5人で明智先生を愛でる会。女子ばっかであります。
タカラヅカを観たことがあるのは私とイティコ先輩だけ。


先輩は貫徹のまま来てグラグラしてましたが、女子好きな後輩がいちか嬢に目をつけていて、さすがお目が高い。
幕間にじゅりあ嬢も薦めときました(エクボがかわいいですね、って言ってくれたもの)。

後輩ちゃんはホテルのシーンで明智先生が小林君の頭を両手で包み込んだことに言及し「明智さん、あのまま小林少年のオデコにチュウしちゃうのかと思いました」。
……私もそう思いました。

後輩ちゃんは女子好きなだけあって、娘役の存在に瞠目してました。
あんなに可憐な仕草の、かわいい子達は現実世界にいませんね、とうっとり言ったその顔に本気を見たよ…。

そして、タカラヅカ初見の某氏。
演劇に明るい人なのですが、だからこそタカラヅカを観る機会がなかったのだそうだ。

でも大王を評して“タカラヅカにもこんな役者がいるんだねえ…”と圧倒されたように呟いた某氏の言葉は嬉しかった。
そして


「こういうひとって、舞台から降りたら意外に天然だったりするんだよね」


…私は何にも言ってませんよ。
そして、大王が天然かどうか、私は知りませんよ(みる限り天然100パーセントだけど)。

某氏と後輩ちゃんはもう一回みたい!くらいのことを口走りつつパンフレットやCDを買ってました。
というわけで、タカラヅカ勧誘は大成功だったのであります。


 

 


トカゲダンスはまあ置いておこう。相変わらず絶品なのだもの。

 

明智先生は、プロポーズの前からぼたぼたと涙を落としていて、先生はきっともうお別れを予感していたのだと思います。
最近、ふたりが2回目に抱き合う風情がすごく好きです。
少女がこの時を覚えていられるように抱きしめてと言うと、明智先生は何かに耐えるような顔でぎゅうっと抱きしめてあげる。
刹那の逢瀬。

そして少女が死に、廃人になった先生は、押し花の裏にのこされた遺言を読んでどうにか生きる気力を取り戻すわけですが。
それでも先生の頬は涙でぐっしょり濡れていて、なんだかとても切ないのです。

下界(?)に降りてきて中空に視線を投げて立ち尽くす明智先生は、彼女の“生きて”という遺言とともに“生きるって哀しいもんじゃない”という彼女の言葉をかみしめているのかもしれない。
哀しければ哀しいだけ人って幸せなのだと言った少女。
だから明智先生はその言葉を胸に、哀しいままに、笑顔を見せて前に進む。

なんだか、ものすごい量のカタルシスに溺れそうなんですが…


ここまで昇華されてあと20日くらいあるですよ…もはや見守るしかありません。

 
 
posted by 海野モノトモ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 明智小五郎の事件簿〜黒蜥蜴/TUXEDO JAZZ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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