2007年05月03日

カブト虫こわれた 一緒に楽しく遊んでいたのに…明智小五郎の事件簿〜黒蜥蜴/TUXEDO JAZZ


幸福に糸つけ ひきずりまわしていて こわれた


2公演観てお茶会…魅惑の大王フルコースであります。
ざっと振り返ってみたいと思います。

前夜がほぼオールナイトの状態で(自業自得)、11時公演に臨む。
明智先生は、ヘンタイレコードを大幅に更新…もんのすごい回でした。

黒蜥蜴の正体を暴いた瞬間、夢中になれる遊びを見つけた少年みたいに興奮していた。
そんな明智少年は世界に一匹しかいないうつくしいトカゲを捕獲することに夢中でした。
好きなものトカゲ。欲しいものトカゲ。
とにかく、まさに“とりつかれている”状態で、トカゲダンスでもばかでっかいトカゲを繰り出してました。
自分自身と黒蜥蜴を重ねて、自分しか捕まえられない特別なトカゲに思いを馳せている。
ものすごい熱量でした。
舞台には大王ひとりしかいないのに、空気が東宝サイズをはるかに越えていた。

プロポーズがトカゲ捕獲のための最後の手段だったみたいで、なりふり構わず懇願モードでプロポーズしてました。
黒蜥蜴が少女に戻るように、明智先生も少年モードだったのです。
罪は10年かしら、20年かしらと呟くトカゲちゃんを、口をへの字にして抱きしめてました。
思いっきり着飾りたいといったトカゲちゃんに、嬉しそうに笑う。
一体どんな美しいものが見られるんだろうと。
多分、本当に着飾ったトカゲちゃんを見ることが出来たら、きっとつれて逃げてると思うのです……
それは叶わなかったわけですが。

少女の死後、明智先生は大体いつも傾いているのですが、今日はとみにナナメの角度が…大きかった…
頭を抱えるようにして、自責している。
そして、少女の死を“嫌がって”いた。
目の前の現実を受け入れたくなくて、だだをこねているみたいな。
子供が夢中になっているオモチャを取り上げられたみたいな嫌がり方でした。

ひとしきり少女の唇とてのひらを追憶してのち、しょんぼりと階段を下りていく…。
本当に悄然、というよりしょんぼりしている、というのがぴったりなくらいで、不憫な子でありました…。

独楽を投げたあと、押し花を破ろうとして破る寸前に少女の遺言を見つけて……嗚咽。
ほんとに「…ぅっ」って声を漏らしていて………先生本気泣きですか!

そして、先生は最後まで少年のままでした…


小林君は帽子よりも先にハンカチをお渡しした方がいいのでは。

 
posted by 海野モノトモ at 11:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 明智小五郎の事件簿〜黒蜥蜴/TUXEDO JAZZ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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