2007年05月13日

咲き乱れてる花の中 あたたかな風に吹かれて…明智小五郎の事件簿〜黒蜥蜴/TUXEDO JAZZ

 
お前がおれの全てだと てさぐりで言ってみせるよ


千秋楽を観劇しました。
仕事が入ってしまった先輩に譲ってもらったチケットがSSって…初めて座るさんれつめ…震えました…
やはりタカラヅカトモノカイに入会すべきかもしれない…やはりトモだけあって、いい席が取れるんだなあと思いました。


そんな席で見た大王は…何であんなに綺麗なんだろう…何であんなにかっこいいんだろう…と、本気で考えた3時間強…。


社内の人間たちが結構来てたので、終演後みんなでご飯を食べて出てきたら、ルキーニ仕様の大王が降臨中!
うほ〜ワッショイワッショイって思ってるうちにお姿が見えなくなりました…歩くの早い〜。
大王おつかれさまでした!と、御尊影が消えていった方に最敬礼。

 
  
 

お芝居は、熱くなりすぎず、適度に引き締まった素晴らしい舞台だったと思います。
明智先生を中心に箇条書きであります。

■クラブクロトカゲにやってきた明智先生。
出てきた時から虚ろに笑っていました。
金持ちと金持ち相手のクラブを経営している緑川夫人を蔑んでいる向きすらあり。
夫人に誘われて踊っているときも、笑ってはいるのですが、ダンスの最後に夫人に抱きつかれた瞬間、フッと笑みが消えてウンザリした顔になるところに、明智先生の根深い病を感じました。

■名声なんてどうでもいい、という明智先生。
“本名でもないし”と言うのが、ちょっと申し訳なさそうでした。

■どうして結婚した?と聞く明智先生。
先生の聞き方も、なんか穿った見方をしたくなるようなタメタメの聞き方なのですが、最近、波越警部が妙なタメで返すので、困りまス…。

■謎解きをする明智先生。
全て夫人の反応を見ながら謎解きを進めている。以前は、岩瀬さんを挟んでトカゲちゃんと会話をしていたのですが、最近岩瀬さんのことをすっかり蚊帳の外に追い出している。
もはやトカゲちゃんとの交歓にさえ見えてきます。
「誰一人として、逃がしてはならない」
と、まるっきり夫人に向かって言っていた。

■黒蜥蜴だー!と叫ぶ明智先生。
珍しく笑っていなかった。

■トカゲダンスを繰り出す明智先生。
追い求めるというよりも、手に入れた時の喜びを想像して恍惚としていました…。
先生ったら想像しすぎ!

■葉子さんに手を焼く明智先生。
あなたが好きです、と言われても、動揺していなかった。
でも冷たい感じもしなくて、きちんと拒否してあげようという紳士的な感じがしました。

■少年探偵団
じゅりあ少年と一花少年が肩を組んでやっとこやっとこしているのですが、大きさが違いすぎます…。
さては、じゅりあ少年は一花少年の分のご飯も取ってるんじゃないだろうか…そんなことしなくてもお姉さんが腹いっぱい食べさせてあげるよ…!
きらり少年は、勝代さんにときめき、慌てて身づくろいして
「かっ、かつよさんっ…ぼくっぼくとっ!!!」
と、勝代さんをおデートに誘おうとしていた。
でも途中で勝代さんが去り、めちゃめちゃガックリしていた。
お姉さんのところにおいで……フフフ。
と、まあ、ここは顔がデレレと緩むシーンであります。

■初めてのデートにがっくりする明智先生。
“あいつとのはじめてのデートがあ〜”と、本当にしょんぼりがっくりしてました。
本当に、彼女と普通のデートがしたかったのか…と思うと、ヨッパ潤ちゃんと同じくらいほほえましいです。

■波越警部とランデブーを楽しむ明智先生。
ラストで明智先生は波越警部の肩を抱いたのです。
波越警部は大きな目を見開いたまま、頭を明智さんの方に倒して寄りかかり、その頭に明智先生が頬を寄せる…何故かふたりとも真顔で。
しししし親友だもんね!
男同士の友情ってわからないにゃー。
………。

■ヨッパの潤ちゃん、三つ指ついてお出迎え。
相変わらずほほえましい。

■楽園にたどり着いた松公こと明智先生。
眼光が鋭くトカゲちゃんの背中を見つめている。
このシーンではあまり松公に注目していなかったのですが、松公は歩きながらトカゲちゃんの背中しか見ていないんですね。
葉子さんの肩に手を置いて葉子さんを追い越していくときですら、葉子さんをチラリとも見ようとはしない。
トカゲちゃんロックオンなのです。
助けに来たはずなのに。
葉子さんは離れて行く松公の背中を見ながら、本当に先生の気持ちがこれっぽっちも自分の方に向いていないのだと気付いてしまったのでしょう。
そして、次の牢獄での彼女の自嘲的な笑いに繋がるのか…。

■トカゲちゃんを失った明智先生
……狂ってました。
後悔もなく、自責もなく、追憶もなく…絶望から一足飛びに狂気に到達していた。
絶叫するわけでもなく、号泣するわけでもなく、ただ笑っていた…。
笑っているのに、目からは涙がこぼれている。
感情と涙腺と表情がバラバラになって、ひとつの狂気になっていた。
本当に大切な人を亡くすとこうなってしまうのかもしれないと、ぼんやり思いました。
 

ショー。
楽しかったです。
この期に及んでそれしかいえないけど、本当に楽しかった。
あんまり綺麗であんまり楽しくて、胸が痛かった。
特にザ・コンチネンタル、みんなが何にもない綺麗な笑顔をみせてくれたので、みょうに泣けました…。

 

そして、大王は存在するだけで、空気を生むのだと思いました。
大王が動き、声を発するたびに、劇場全体の空気が動く。
そして、大王はその空気を自在に操り、かき回す――時には切裂き、時には優しく撫でるように。
もしかしたら、それを見せるショーだったのかもな、とぼんやり思いました。

銀橋に出て来るたびに、大王がまるできれいな景色を見るみたいなやさしい顔で客席を見回していて、なんだか泣けてきました…。
きれいなのはあなただよ…!(本気)


組替えしてきたさんにんの幕前のご挨拶で、いっぽくんがフィナーレの青い衣装で自己紹介をしたのですが「〜でございます」のちょっと面白いイントネーションとスタンドマイクとがあいまって、漫才師みたいだった…。
いやでもディナーショー行きたいから!(半分本気で)

挨拶をするわかなちゃんの背中を見ている大王が、とても穏やかな顔で微笑んでいていて、綺麗でした。

カーテンコールで大王とわかなちゃんがふたりきりで舞台に。
何やらふたりで喋った後、わかなちゃん「おささんばんざい!」。
大王はにゃはーっと笑って、ちっちゃくバンザイ。

わかなちゃんのファンの方なのでしょうか、特に盛り上がっている一帯があって、大王がそのあたりを指してわかなちゃんになにやら聞いていて、わかなちゃんが頷くと、何故かふたりしてその方向に手を振ってました。
真顔、というか、なんかふたりともキョトンとした顔で、かわいいかわいい。

「みんな!」
って呼ぶ感じもかわいいの!(何も伝えられていない…)
思わず出て行きそうになりました。行かないけどね!

隣にいる人と話す時、大王はその相手の方に顔をきちんと向けるので、客席から見えるのはうつくしい横顔。
私はその瞬間がすごく好きなのです。
きっとわかなちゃんには大王の優しい顔が正面だったんだろうなあ。

 


ひとまずこれでおしまい。

明日からはしばらく深刻なトカゲロス症候群であります…
 
posted by 海野モノトモ at 00:00| Comment(6) | TrackBack(0) | 明智小五郎の事件簿〜黒蜥蜴/TUXEDO JAZZ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは!
ついに千秋楽を迎えてしまいましたね(;−;)
昨日、黒蜥蜴のDVD見て、最後の寿美礼さんの涙で泣いてしまいました。。。。

それにしても3列目ですか!!!
すごーい!!
私もあさきゆめみしで、端ですが2列目が取れました!!!!!
きっと心臓が破裂しますね^^;
モノトモさんのように、ちゃんとお芝居見れるかな????
Posted by はまぐり at 2007年05月14日 18:10

>はまぐりさま

そうですね…千秋楽、終わっちゃいました…。

そんな私はDVDがまだ観られていません(発売日に買ったのに)…毎日違っていた明智先生を、ひとつの記録として見るのが怖いのかもしれません。
実は…ファントムもまだ見られてません…そのくせうたかたの恋はリピートしまくり…。
もしかしたら一番好きなルドルフ(千秋楽映像)だからかもしれませんが。

あさき、チケットの手配もおすみなんですねー。
私はまだ何も…いい加減まずいと思っていますが…。
2列目!うらやましい〜。
梅芸3階が住処になりそうな私の代わりに思う存分楽しんでいらしてください!

Posted by 海野モノトモ at 2007年05月15日 03:11
7/11 夜S席が1枚余ってるんですが・・・・

もしよければ、いかがですか?

オプションで私がついてきますが^^;


さっきスカステで千秋楽の模様見て、泣いてしまいました〜!!!!!

うちのルドルフは、ただ今旅に出ています。
旅先の宿主も、大泣きしたといっていました。。。。。
Posted by はまぐり at 2007年05月15日 21:30

>はまぐりさま

おお7月!しかもオプションも魅力的!!
しかし11日は平日…


働かなくちゃ食えないわbyトカゲちゃん


東京なら喜んで伺うのですが、大阪の平日夜公演は残念ながら無理なのです…。
ごめんなさい〜。


千秋楽の明智先生とトカゲちゃんは絶品でありました。

ルドルフも絶品ですよね。
あんなさみしいひと見たことないです…
Posted by 海野モノトモ at 2007年05月17日 17:46
ルドルフ、帰ってまいりましたvv
この前、宙組うたかたをチラッと見ましたが(ちゃんと見るつもりが、睡魔に負けまして・・・)、やっぱり春野ルドルフ〜!!!と叫んでました^^;
ほんとに、あんなさみしい人、みたことありません・・・・・


そうでした。。。
平日でした。。。。(。。;;
曜日感覚があまりなく。。。。。。
こちらこそごめんなさい><

Posted by はまぐり at 2007年05月17日 22:27

>はまぐりさま

春野ルドルフは、さみしい人好きにはたまりませんよね!
和央ルドルフは、きっとりっぱな人好きにはたまらないんだと思います…!

平日夜公演をご覧になれるうらやましさよ…!
楽しんでいらしてくださいね!
Posted by 海野モノトモ at 2007年05月22日 03:52
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