2007年05月21日

それは誰のこと…さくら/シークレット・ハンター


今日は、さくら/シークレット・ハンターを観に行きました。
仕事?
いいんです土日働いたもの。


おめでとう、なんですね。

あれだけのおふたりだからキャリアのあるトップコンビだったと思いがちですが、おめでとうなんだなあ。
しみじみしつつ、トップふたりの辿ってきた道程に思いを馳せてしまいました。

今までひとならざるものを見慣れていたので、あらんけい(しつこいようですが、あらんさんのあだ名?です。呼び捨てじゃないの)とあすかちゃんはじめ、星組の人間臭さがとても新鮮でした。

あらんけいとあすかちゃんは芝居の質が似ている。
フィナーレで赤い衣装で銀橋を出てきた時、ふたりは同じ顔をしていた…ように見えた。
ていうか、あらんけいと同じ顔を、あすかちゃんがしていた。
花組では見せなかった顔。
しかも、驚くほど似ていた…気がします…

 
 
 

タイトルロールである、シークレット・ハンター。
これ、誰のことなんでしょうかね。

ダグ?
ダグなの?
“偽ジェニファー”というトップシークレットを盗んだから?
でも、本人は全然シークレットだと思ってないし。

ていうか、むしろ“ハンターにだけはシークレット”とかいうタイトルでいいのでは…(これでは台無しだけど)。


この作品、80年代後半のりぼんの読切りみたいな作品でした。
罪はない。
粗はあるけど。
でも罪がないって、実はものすごいことなのかもしれない、とトカゲ漬けだった日々を顧みて思うのです。

あと、全体的に日本語がオモシロすぎるけど。
舞台の使い方は面白かったです。
タカラヅカではあまり見ない感じで、桟橋のシーンをいろいろなアングルで見せたり、とテレビ的な手法が多かった気がします。

とにかく、雑感をランダムに。


おんな銭形(?)のお嬢さんがかわいかった!(いやなんていうか、カリオストロの城みたいだったから思わず)
1940年代に1970年代ファッションを超先取りのお嬢さん。
…こだませんせい………

涼氏が好きです。
ゆひたんから退廃味を抜いて、星組テイストを加えたような(なんだろそれ)。
時々あらんけいの声と間違えたわし、馬鹿です…。

男爵はエッフェル塔建設の時に色々かき回してくれた御曹司のなれの果てみたいでした。
薄紫ってどうして“胡散臭い”ひとに着せるんだろう。
タカラヅカ的に、薄紫って胡散臭いキャラの記号なんだろうか…
大王のアジアンウインズのひらひら薄紫燕尾にはうっとりしたのに。

当たらない銃弾、抜かない仕込み杖…。

ダグに感情移入しすぎて、おんな銭形を気に入って、しかもギリギリのところでふたりの友情的ものをみせてもらったからか、この期に及んでだだをこねるジェニファーにイラっとしてしまった。
本当に好きなら、わかってやれ。
セルジオを置いて逃げたダグみたいに。
なんも知らないお姫様でないならなおさらであります。
…と思うのは私に女度とか恋愛度とかがあまりに低いからかもしれません。
ごめんねジェニファー…。

このおはなし、悪い人はいない気がする。
でも一番悪い人はセルジオな気もする。


そしてさくら。
私が好きだったのは涼氏の山法師でしたが…。
狂言風の口上でツケの足音に眩暈がしましたが、たにせんせいがぜんぶ悪いのだ。

たにせんせいは、うえだせんせいなみに語彙がないなあ。
繰り返し繰り返し繰り返し。
しかも直球ばかり。
さすがあやぶきまおたんに“ひとっていいですねえ!”というトンデモ台詞を言わせただけあるな。
あのシーンは言葉にはしないで観客に“ひとっていいなあ”と思わせるように描くことが肝要かとおもうのですが、言わせりゃ伝わると思っているあたり、呆れます。
でもあやぶきまおたんのさわやかな笑顔になんとなく納得した…。

あれ、いつのまにか花組話に。

さくらの精、でいいのかな、桜の下に佇むあらんけい。
綺麗だった。
そして、確かに息づいていた。
やはりニッポンジンですから、思い出すのは桜の下に死体がうんぬんという有名なお話です。
仮に大王が演じたら、あんごせんせいのキ印御伽噺になったでしょう。
でも目の前であらんけいは、かじいせんせいの人間臭さとリアルさを表現していた。
あらんけいにとって“この上なく美しい人間”を演じることが“桜の精”を演じることだったのかもしれない。

このひとが、人間を演じていても時々どっかに人間という要素を置いてきてしまう私の大好きな役者と同じ劇団にいるなんて、タカラヅカってすごいなあと思った。
あと3回行く予定…だが、未定(ただの希望)……。
 
posted by 海野モノトモ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 星組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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