2007年07月22日

ぼんぼりの明かりがゆらゆらと揺れて…あさきゆめみしU


イエーイ儚め源氏リターンズ!!

うれしくて頭の中でお帰りダンスを踊ってしまった…。
あの脚本の中で恋もして政治もして…という人物として息づくのはやはり無理だろうと思うので、どちらかに思いっきり傾いている方が好みなのです。

しかも愛され源氏でした。
紫の上に、藤壺の宮に、多くの女人方に、そして頭の中将に、すだまちゃんに。
みんなありがとうー(……)。
しかも愛された分だけ愛する源氏でした。


 



特筆するのはやはりすだまちゃん。
何しろすだまちゃんが源氏を好きすぎる…ここまで来ると…あなた守護霊なの?
ってくらい“守護”してるっぽかった…。
色々とうろちょろしている割に、視界に入れる(自発的に見ている)のは源氏だけ。
藤壺の宮が死んだときに、もう死にたいと言った源氏にまだ駄目だと言うのは、彼が紫の上の愛に気づいていないから。
彼女の無償の愛を、さみしがりやの彼に何とかそれを気づかせてあげたく思っているようでもありました。
…どんだけ源氏のためを思っているのか…

口では冷たいことを言いながら(決められた台詞だもんね)、もんのすごい優しい顔で微笑んで紫を喪って呆然としている源氏を見つめている。
なにその慈愛に満ちた顔…。

私はそんなまとぶんのすだまちゃんに感情移入して源氏をいとしく観てしまうのです。
たとえ役柄のありようとして間違っていたとしても、私は好きなのです守護霊すだま。


そんな光の君ですが、須磨に来た頭中将を見て驚いていた…。
今までは来てくれることを前提にしていて「やっと来たー」的な反応だったのですが、今日はまさか来てくれるとは思ってもいなかったようで幻でも見たかのように驚いていた。
そして子供みたいに笑うのです。
タンポポ柄の直衣とあいまって、本当に子供みたいで、それを見る頭の君の笑顔も優しい…。
お、お父さんって呼んでもいい…?


そういえば雨夜の品定めのところで、源氏に黄色い声を上げる女人方(さあや嬢・きらり嬢たち)の尻を朝夏まなとくんが鼻の下を伸ばして追いかけていて、かわいかった…。


そしていきなり飛びますが法会のシーン。

紫は源氏の君の腕の中で、欣求浄土の果てに安らぎを見つけて微笑んで源氏の君に“辛いことは多々あるかもしれないけど、この世界はやはり美しい”と伝えようとする。
でもその言葉は、源氏の心に絶望を刻み付けていく。
源氏は紫の言葉をひとつずつかみ締めて、その傷をただ受け止めていた。
紫の命が尽きる速度に寄り添うように、源氏の心もゆっくりと死んでいく。
見ているのが辛いくらい不憫でした(実際はそれでもガン見なんですが)。

そして、感情が弛緩してしまったようなうつろな笑顔で、すだまちゃんを迎えていました。
大王のそういう笑顔を見ていると、人の感情の底を見てしまったような気になります…。

そして圧巻なのが、やはり葬送の公達とすれ違うように歌う愛の燦歌。
物語がどーのとか、歌詞がどーのとかいうよりも、本能をがくがく揺さぶられるような感覚に陥りました。

あと一回か。
あと一回なのね…ちなみに今もう4時です…。

posted by 海野モノトモ at 16:00| Comment(0) | TrackBack(0) | あさきゆめみしU | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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