2007年08月03日

踊れ踊れ仕組まれたメトロの夜のブルジョワジー…DANCIN' CRAZY


雪組のみなさんと一緒に観て来ました(一緒に行った訳でもないです。念のため)。
みなさんの小さな頭を視界に入れながら舞台観劇。

ええっと私は主旨を勘違いしていたようです…。
所謂“ダンス狂”、タカラヅカ時代にダンスを愛し、ダンスに賭けていた人たちがタカラヅカという枠を出たところで踊り狂うのかと思ってました。


それなのにいきなり歌で始まるんだもの…!
“タカラヅカショー”ならそうと最初に言っといてよ!ととりあえず演出家を責めてみました。
そして幕間に演出家がタカラヅカのみきせんせーだと知って愕然。ナンダヨソリャー!


ようするにタカラヅカの柵から解き放たれた人々がもう一度集って、敢えてその柵の中に身を投じるということだったようです。

壮大で豪華な同窓会…過去の栄光を大切に大切に思い出す宝物の品評会のような。

そういう機会があるのって本当に素敵だなあと思った反面、タカラヅカの特殊性を再認識。
そういう機会でもなくちゃ宝物が目の前に繰り広げられることなんてないのだもの。
でも、ファンにとってはとんでもなくいとおしい時間なのだということが哀しいくらい身に染みた。
早くもうらやましくなっちゃったわけで…いや考えない考えない。


しかしたぶん、わたしはその宝物の本当の価値をわかってない…なにしろ現役を知っているのはわたる兄さんとコムちゃまだけなもんで…。
真珠の上に寝転んでぶひーと鳴く豚のような気分になりました。

 

私は過去の作品とかがさっぱりわからないので、普通にダンスコンサートとして観始めたため、舞台の上でコムちゃまやわたる兄さんたちが普通に男役として舞台に存在しているのがすごく不思議だった。
ここまでやってくれるなら男役のメイクとかもしてくれればいいのになー…。
タカラヅカメイクって特許とかあって、卒業するとやっちゃいけない決まりとかがあったりして(ないない。たぶん)。

もちろんばりんばりんの男役として存在していたわけではないのです。
そしてコムちゃまの細いとは言えないご立派な足にコムちゃまのダンス魂を見た気がします。
あの足が今コムちゃまを生かしているんだと思ってしみじみ見とれました。

わたる兄さんの棍棒を振り回してるみたいなダンスに圧倒されました。
ていうか中性的な色気というか、カッコイイ女性になってて、それに一番びっくりしちゃったー。
いやーもう惚れ直した。
ガレシャンっ子だけあってミュゼットが大好きなのでアコルデオンの音色にときめく…(うたはたいへんそうだった)。

大浦みずきさんは男役というより、もんのすごいカッコイイマダムといった風情でした。
ナインザミュージカルで客いじりが絶妙だったのを思い出しました。
内容はアレレだったのですが、なんか妙に満足した記憶があります。
踊りというより歌担当の人なのかしら。

しぶきじゅん(せなじゅんやあらんけい同様、愛を込めたあだ名であります)のダンス…というか、決めた時に一瞬醸すなにかが、大王と共通するものを感じました。
しぶきじゅんは稀代のダンサートップらしいので(お隣の知らない人がそう言ってた)、ダンサートップではない大王と比べては怒られるかもしれませんが、動いている一連の流れというより、止まる直前にぶわんと煽るように何かが届くのが似ているきがします。

大王のダンスは独特でタカラヅカの歴史において突然変異的なものだと思っていたのですが(…そういうところも好きなの)、まさかこんなところに大王のダンスの源流が…!
何の接点もない(と思うんですけど…割とあったりして?)のに、なんか不思議。


 

……そうだ、よく考えたら私ダンスの良し悪しがさっぱりわからないんでした!
体のキレとか技術とかそういうのじゃなくて、どっちかというと“醸す”人が好きだしな。


あああああもうせっかくの素晴らしい舞台だったのだろうに、本当に自分の豚っぷりをのろいます…

posted by 海野モノトモ at 00:00| Comment(3) | TrackBack(0) | 舞台&ライブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ダンシン、行かれたんですね。(ウラヤマシイ)
うちの神(なーちゃん)(大浦さんです)はいかがでしたか?いっぱい踊ってたでしょうか?
あの人はダンスと歌の人(というかリズム感の塊)な人でした。
でも舞台を降りると、妙に末っ子少女でふにゃふにゃで、そういった意味でおさちんと似ている所がかなりある(と最近思います)
Posted by ふみ at 2007年08月05日 23:35
紫吹さんとオサちんは繋がりありますよー。
昔紫吹さんは花組にました。
初バウ主演作品「サラン・愛」にてオサちんは紫吹さんの弟役をしていました。
新人公演では紫吹さんの役も確かしたこともあったと思いますよ。
なので影響はあると思います。

紫吹さんはご自身のサヨナラ公演の後、花組に特出して共演したのが花組の
「アプローズ・タカラヅカ!」なのでした。
そしてこの公演がホントに本当の大劇場ラストになりました。
終演後の挨拶での二人のやり取りが微笑ましく可愛らしかったです。

カーテンコールでは
紫吹「イグウォン!!」←サラン・愛でのオサちんの役名
春野「お兄様!!」
なんて美味しいやり取りもあったりしました。
Posted by カトリーヌ at 2007年08月07日 00:31

>ふみさま

遅くなってすみません!

大浦さんはあまり踊ってなかったけど、たくさん歌ってました。
あの外見ですえっこふにゃふにゃ…!

ツンデレ並の破壊力があるのでは…

確かに前に観た舞台の客いじりも、客に全部乗っかって
うまく操縦している感じがありました。
あれ末っ子パワーだったのかも…


>カトリーヌさま

コメントありがとうございます!

わわーそうなんですね…!
同じ組だったなんて!
しぶきじゅんは月組のイメージがあったもので…(印象に残りすぎている役:プガチョフ)。
弟!新人公演!!(大王にもそんな時代が…当たり前だけどわたしは新しいファンなのでなんか妙に不思議です)
共演もしていたんですね。
そんなに縁が深かったとは!
しぶきじゅんの中の大王の面影は、私の大王愛ゆえの幻かと思っていたので、幻じゃなくてよかったです…。

おにいさま!

…って、今の大王が演じる役にはない台詞ですよね!
サラン・愛!
聞いたことがありません…これビデオ出てるんでしょうか…うおーみたいー


全然関係ありませんが、今ファンのみなさまのあいだでは
オサちん呼びがデフォなんでしょうか。
いいにゃー(取り残され感)

…お返事遅くなってすみませんでした。
また遊びにいらしてくださいね。
Posted by 海野モノトモ at 2007年08月21日 11:49
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/50358981
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。