2007年09月03日

尼寺へ行け…星組KEAN2007090113:00


ところどころにシェイクスピアの名台詞と思しきものがちりばめられているのですが、わかったのは上記のものだけでした…。

というわけで観て参りましたKEAN。
日生劇場で台詞劇はやめた方がいいとあれほど…思ってたのに(思ってただけ)。

中低音に弱い劇場のようで、そのうえ音の吸収がよすぎて、セリフが聞き取りにくいんです…とくに男役のひと。
大帝の台詞回しが聞き取りにくかったことなんてないので、きっと劇場との相性の問題か…
オクラホマは歌が多かったからよかったけど、今回は早い台詞になるともう…ヒアリングの時点落第しそうだった。

そういえばアーネストの時も耳がものすごく疲れたものですが、今回も何を言っているのかいっしょうけんめい聞きました…。
でも話はオクラホマのいちまんばいよかったと思うのです。
 

エドモンド・キーンは、演じているうちにシェイクスピアの書いたキャラと、役者としてのキーンと、ありのままの自分の本質を混同し混乱している。
じゃっかん、大帝自身も混乱しているように見えました。
そのせいか、苦悩しても、恋をしても、なにをしても嘘っぽくて滑稽(であるように大帝が演じているんだと思うんだけど…)。
その道化的な哀しい狂気はひしひしとつたわった。

そして、その狂気が、明るい狂気を纏った女たちに飲み込まれていくさまが、なんだかすごかった。
よもやうら若き女子に振り回されてめちゃくちゃになっている大帝を見られるとは…。

ふたりのお嬢さんたちは楽しく奔放に狂っていた…。

演じている姿が好きだから、バックステージではアル中であろうと借金まみれだろうとなにしろ好き!な子。
演じているのが好きだから、バックステージでも品格ある役者であるべきで、そういうキーンが好き!な子。

男の暗い狂気が、ふたりの天然狂気に飲まれていく。

みなみまりちゃんの張り付いたような皇室笑いにうちぬかれました。
なんてかわいいんだ。
それなのになんて電波なんだ。
しかも魔性電波。
ダンナと柚希皇太子と大帝を手玉にとってニコニコしている。
うん手玉に取られるの、わかるわかる。

アンナも負けず劣らず電波。
ショート気味で火花散ってた。

あの大帝が感電してた…


クライマックスは、残念ながら不勉強でシェークスピアを知らないので(これから勉強する予定もないが)、柚希皇太子と一緒にほくそえめなかった。


演出が谷先生で演出助手がおぎたせんせいというのは、適材適所ということから一番遠くにある人選なのでは。
いっそ入れ替わってみたら?ヒヒヒ。

どの劇場でやろうとタカラヅカなんだものインランという言葉は使わないでほしい。
なんという破廉恥なっbyスターレイ(…リッヒーだったっけ?)

隣で観てたサクタロウ先輩(♀)に女装の水先輩がいると言ったら、それは多分百花さんだと言われた。ちょうはくりょく!

おとはなゆりちゃんがとなみちゃんに見えた。
かわいい。

わたしはキーンの、演じている時(劇中劇)とバックステージ(普段)のありかたの違いがイマイチわかりにくかったので、某ルドルフと同じくらい大帝も大仰に演じてみればどうだろう(命知らずな発言)。
あの画像がいきなり映し出されてびびった。
ていうか今回のポスター、うっかり大帝の一人芝居かと思っちゃいそうだ。

フィナーレ、ほしかった…

どうやらあともう一回行くらしいよ…

posted by 海野モノトモ at 03:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 星組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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