2008年01月21日

目の前をあのひとがちらついて…月組HOLLYWOOD LOVER

 
ことしの全国ツアー…こりゃあ大変ですね(割とひとごとな)。


まとぶん(ていうかアラン)が傷心のあまりヒゲ面になり、あらんさん(ていうか以下略)がマザーコンプレックスだとからかわれ、水さん(てい以下略)が暖炉を準備するのね…


こう書いてみると楽しみだ(自らを鼓舞)。
個人的にはベルばらは嫌いじゃないのです(多分大王と関係ないからこそ言える無責任発言)。
あのアホみたいなツキヌケ感が。
あそこまでいくとシュールさに圧倒されて頭ン中ハレーションおこしてもうなんかすごいもん見たなーって思う…。

そして…あやねーのオスカルを希望してはいけませんか…?(だってアランが恋をするのは隊長だもの)


というわけで私にとってベルばらの外伝だろうがなんだろうが取るに足りないことなのであります。
なにはともあれ(?)、エンターザレビューとか無理だから!

なんつーか、久しぶりに会ったともだちに理由もなくボコられたような気分です。
赤く辛い(熱い?)海ではいけなかったのでしょうか。

 


そんなこんなでHOLLYWOOD LOVERの初日に行って参りました。
勝手に15時半からだと思っていて、焦る。

そして多分待ち合わせをしていた方をものすごく焦らせる(Fさんすみません)。
間に合いましたよもちろんのこと。

ジオラモメイクのゆうひさんが、スケコマシ(古)っぽくてさいこうでした(タカラヅカのイタリア人って地黒よね)。
スケコマシの純愛って………いいよね☆

 



かつて去らざるを得なかった土地に、ふたたび戻ってきた男。

もう、あの頃には戻れない。
時間は前にしか進まない。
これは、最後の作品なの。
スクリーンの中に今もいきづくあのうつくしいひとは、もう、いない。
 


………なんか言葉の断片にいろんなことがオーバーラップしてきて目から汗がたくさん出て…おっかしいなあ…

 
景子先生のいいクセ(少女の萌えが前面に押し出されるとか、舞台がどれをとっても美しいとか)も、悪いクセ(役の精神状態を役本人に妙に客観的に語り合わせるとか、女子がないがしろにされてるとか)も、たんと盛り込まれとりました。


ダンナの狂気があまりにうっすらな感じだったため、三角関係がイビツになってしまったのが惜しまれます。
ギュン次郎、もっとイッちゃってもいいのに…


景子先生は案の定ローズをおろそかにしてましたね。
でも、そのおろそかにされた状態を、しろさきあいちゃんが“神様におろそかにされた女の子”としていきづいていた。


最高傑作を世に出せても、全米の女性の羨望の的になっても、ステファーノともう一度恋が出来ても、ローズは幸せにはなれない。

ローズはもともと“幸せになれない子”なので。
彼女の人生に幸せが入る隙間などないのです。
生まれてこなかった方が幸せだったかもしれない…でも生まれてしまったから。
幸せを手に入れたら不幸になると思って幸せから逃げていた子が、やっと手を差し伸べたら、手を差し伸べたがゆえに、命を落とす。
本当に不憫だ(そして私は不憫な子がだいすき…なのでローズ大好き)。

しろさきあいちゃんには、赤いドレスに負けない彼女の華があった。
華やかであればあるほど、彼女の表情は沈んでいく。
そしてそれがさらに彼女を鮮やかに見せる。

デードリッヒみたいな髪型が似合ってたなー。


ゆうひさんはあたまから湯気出して仕事してるのがかっこよかった。
低温なのに熱いひとって好きです。
氷みたいで。
うっかりさわってみたら「アチッ…いやつめた!?…ていうかイタタ…コンチクショー」って感じ…。


ラスト、背中を見せたまますべてを断ち切るようにチャオ、と言ったゆうひさんの背中にやっぱり目のまわりが汗だく。
ローズへのふたつの恋と思い出をハリウッドに葬って彼は帰っていく。
絶対戻ってくるもんか、という意志を感じた。


そんでもって………あの某ジェラールさんはさ、もうここには自分の場所はないからなあという諦めと、離れてもこの地を夢に見ちゃうような愛おしさをこめて、穏やかにばいばいを言ってたな、って思いだしてさ…。

やっぱり目が汗だく。
posted by 海野モノトモ at 17:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 月組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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