2008年05月25日

春野寿美礼デビュー


雨女の面目躍如といった天候の中、トークサロンに行ってきましたひとりで。

ほんとうにひとりで、しかもテーブルの端っこだったのもあり、まわりの方はみなさんお連れがいたのもあり、知らない方に話しかける勇気がないのもあり、とにかく色々あって食事の時にもただもうひとり。

緊張しすぎて味などわかるはずもなくとりあえずもそもそ食べました。
トマト以外は完食(トマト嫌い…)。


無駄にトイレに並んでみたりして時間を潰す。

 

そしていよいよご登場。

登場した時、会場を伺うような、ちょっと固い顔がすぐに満面の笑顔になった気がする。

貴族のおうちのカーテン(?)みたいなゴージャスな生地のベージュのスーツにプリーツのキャミソール、あとコロコロしたガラスのネックレス。
シルバーのハイヒールで、ナマの足の甲をじいっと見ちまいました。

髪の毛は、伸ばしたというより卒業後から切ってない風でありました。

耳のふちをかく仕草とか、からだのあちこちをさする仕草がすっごく懐かしくて、目頭が熱くなる…。
相変わらずピンマイクに手をぶつける(割と頻繁に)。

そしてお相手の竹下さんはお母さん目線ではるのさんのぶっ飛びトークをリードして飛距離をさらに伸ばしておりました…

いつものお茶会と違うところのツッコミが多くて面白かったです。
そしてはるのさん自身も、“春野寿美礼”と“本名の自分”との間を行きつ戻りつしながら“春野寿美礼”と“本名の自分”について語ってるもんだから、色々交錯しててなんだかとっても面白かった…。

  
大王じゃないので…と書いたら“女王”はいかがかとご提案いただいたのですが…!

女王!
いいなそれ!

と思っていたのですが、今夜はほんとうに“ただの春野寿美礼”(本人談)だったので、はるのさんと記したいと思います。
 

*スカート
はいてみたけど、中に風が入ってくるし、すっごい寒い!と力説(はいてみたのは2月だったって)。
普段スカートをはいている女性達の膝周りの緊張感に脱帽してた。
それにスカート姿(黒い膝丈ワンピースをはいてみたらしい)が自分でも違和感があって、鏡の前でくるっと回って見てもやっぱりアレだったのだそうです…。
今はパンツスーツがしっくりくるので、今日もこんな感じ、と言ってました。
ナンデモイイヨー


*コンサート
セリーヌディオンとなんか(日本版イルディーヴォみたいなユニット)のコンサートにいったとか。
エックスはテレビの前で見てたのだそうです。
初日の3時間押しの間もテレビに張り付いてたそうで、律儀だなあ。


*ギター
習っているのだって。
ネイルサロンに行ってはおらず、爪は片方長め、片方がきっちり切ってあってそれはギターを習っているからなんです、と言ってました。
竹下さんに「だからそんな妙なことになってるんですね」って言われてた…妙なこと…ふふ。
妙なはるのさん大好き。


*花組
しょっちゅう電話がかかってくるそうなのですが、“甘えるんじゃない!”という意味で取らないこともあるって言ってました(でもなんか嬉しそうだった。わたしもなんでか嬉しかった)。
卒業後、男役時代のもの(稽古用の着物とか帯とか1回しか履いてないブーツとか)を形見分けしたそうです。
…形見分けという言葉に容赦ねえなあと思いました。
稽古用の着物がたくさんあったので舞姫の稽古が始まるまえだったのでみわっちやまっつが喜んでたそうです。
みわっちやまっつって舞姫で着てたっけ着物…


*髪型
伸ばそうと思います、というはるのさんにビミョウな会場の反応。
…だって「これくらいまで」って言ったのが、メーテルくらいだったんだもん…。
でも短い方がいいというのが割と多数で「えーショックー」とのたまっとりました。
ナンデモイイヨー


*メール
相変わらず筆不精っぽかった。
でもやはり少し筆まめになったと主張しておりました。


*ニューヨーク
シオミさんという同期の方(はるのさんは“ようくん”と呼んでました)と行ったそうであります。
在団中はゆっくりできる南の島とかヨーロッパとかに行ってたけれど、時間がぽっかり空くとがちゃがちゃしたところに行きたくなって、シオミさんに電話したら「じゃあ行くか!」ってことになったって(じゃあ行くかでニューヨークに行けるそのシオミさんの行動力にビックリしました)。
シオミさんはとても活動的なひとで、パソコンを早く打てるらしい。
「6時くらいから起きてパソコンを…」と言いながら、たららたららと打つ真似を。
エンターキーも時々押してた(えらく離れたところにあった)。
ちなみに、はるのさんはその間は寝てたらしい…そして“起こされて”学校に行った、って。
そう、はるのさんはシオミさんに彼女が通っていた英会話教室に通わされたようです(生徒に日本人はいなかったんだって)。
皆積極的ですごいなーと思ったらしい。
英会話じゃないけど、今も歌のための英語は習っていると言ってました。
ニューヨーク滞在期間は、毎日シオミさんのお友達が来て(しかも毎回違う人)、毎日晩餐会みたいだったそうです。
色々な国籍のひとがいれかわりたちかわりやってくるのは彼女の人柄だと言ってました。
そして皆カタコトの英語で話すはるのさんの話を一生懸命聞いてくれるんだって。
わたしもはるのさんのカタコトの英語を聞きたいー。


*鼻歌
ボンソワールマルセイユ♪って歌いながら掃除機をかけたりテーブルを拭いたりするらしい。


*家事
掃除・洗濯・料理を頑張ってやってるんだって。
男の手料理とか、5分で出来るナントカとかの本を買って、本どおりに作るのですっごくおいしいそうです…。
きんぴらごぼうを作ったのがごじまん。
今までは舞台第一だったので家事がおろそかになっていたそうだ。
何故か一生懸命言い訳してた。


*フラダンス
手だけで2回ほど踊ってた。


*レジ打ち
レジ打ちやりたいなんて言ったっけ的な温度でした(なんて既視感…ミシン…)。
ようするに普通のことがやりたい的な意味合いだった模様で、なんか最後には「まあ今でもやりたいですよレジ」って言ってました。
このいじっぱりやさんめ☆
しかも竹下さんの「まあ、レジはオモチャで我慢していただいて…」というコメントに個人的には大爆笑でした。


*電車
まだ乗ってないんだって(でもこれから乗らなくちゃいけないし、と言ってた)。
やっぱり大江戸線とか知らないんだろうなあ。
パスモは「さわって乗る」という程度の認識らしい。
IDかくめいのCMとか出てたよなあ…


*波
一ヶ月ごとくらいに卒業したということについての波がくるみたい。
“さみしい”と言っていたその言葉がすごく印象的でした。


*歌
やはり…卒業後、一度は全てを封印するつもりだったのだと本人の口からきくと血管が縮こまる思いでした。
思い直してくれて本当に良かった。
しかし、思い直すのに際して、色々と理由や言い訳を考えたのだけれど、結局“歌うのが好き”というところにたどり着いたのだ、と言ってました。
なんかすごく安心した。
本人が自力でたどり着いた結論なら、それは揺るぎないものだろうから。


*シンガー
シンガーになるそうです。
いつか作詞作曲してそれを歌いたいと言ってました(“いつか”“すぐに”“いやでも…いつか”と、なんだか揺れてましたが)。
聴いている人に届けるために歌い、それを受け取った人々の拍手を浴びた時は鳥肌が立つと。


*アヴェマリア
最初は断ろうと思ってたそうで、断らないでくれて本当に良かったであります。
役のない状態で“春野寿美礼”として歌うということが、どうやら転機になった模様でした(卒業後すぐに録音した模様)。

 

最後に立って挨拶をした時に、心底安心したみたいにため息をついていたのが印象的でした。
不安だったのかー、と思いました。
“宝塚歌劇団の春野寿美礼”から“本名の自分”に戻って、“ただの春野寿美礼”になってシンガーとして再出発。
同じ“春野寿美礼”でもそれは黒と白ほどに違うのだと自覚した上で、今日のトークサロンに臨んだからこその安堵のため息だったのではないでしょうか。。
わたしはこのひとのそういう本質的な聡明さを尊敬します(たとえヘキサゴンの回答率は“羞恥心”並だったとしても!←本人談)。



“今日が春野寿美礼のデビューだ”と何度か言ってました。


わたしもなんかファンになり直した感じがした。

まさに佳き日であった。
posted by 海野モノトモ at 01:21| Comment(8) | TrackBack(0) | 春野寿美礼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
寿美礼さん、おかえりなさい☆
そして、デビューおめでとうございます☆☆

幸せな気持ちになりながら、読ませてもらいました♪
私は寿美礼さんに会えるのは、9月のコンサートまでお預けですけれど、
FC入会案内書を知り合いの方に送っていただけることになったので、
念願のFCに入れる日も近そうです^0^

こんなにめでたい日はございません!!!

寿美礼さん、ばんざ〜い!!!!!
Posted by はまぐり at 2008年05月25日 02:04
はじめまして。
いつも楽しく読ませて頂いてます。
昨日のトークサロンの書き込みを読んで、もしかすると・・と思うことがあったので、初コメントさせて頂きます。
もしかすると、きのう私、海野モノトモさんとお席が一緒だったかも・・と思いまして。
私の前に座っていた方が、トマトだけ残されてたのが印象的だったんです。
で、お一人だったようなので、声をかけようかなと迷いつつ、テーブルの幅が結構あって、意外と距離間を感じたもので、声をかけずに終ってしまいました。
私も端の席でしたし、トマトを残したの書き込みに、もしかして・・と思いまして。ちなみに7番テーブルでした。
もし違ってたらごめんなさい。

昨日の春野さん、とても自然体で素敵でしたよね。
私も、お洋服「カーテンの生地みたい・・」と思ってました。
そして、同じくパンプスを履いたおみ足をガン見しました。
コンサートも楽しみですね。
Posted by moni at 2008年05月25日 14:52
>はまぐりさま

こんばんは!
はるのさん、デビューですね〜

ひさしぶりのはるのさん、変わってないけど変わっている…という不思議な感じでした。

ファンクラブ、入られるんですね!
おめでとうございます〜
HPとかもできるそうなんで楽しみですね。

ばんざ〜い!


>moniさま

はじめまして。
読んでくださっているとのこと、ありがとうございます。


…………………そのトマトを残したやつは、まちがいなくわたしです…。


すみません…なんかいろいろ…無愛想で…
あ、けっして無愛想なのではなく、ただイイ歳して人見知り&口下手が治ってないだけで…

実は食事中、何かお話ししてみようかと話題を考えてみたのですが、気のきいたものがみつからず…(まさかブログで垂れ流しているようなことを口にするわけにもいかず…)

今考えると、勇気を出してお声をかけてみればよかった…と後悔しつつ今に至ります…


そして、トマトを残したことがmoniさまの印象に強く残ってしまったのが、さらに痛恨でありました…。


あの席はパンプス&足の甲ガン見席でしたよね!

ちなみに今日(25日)もパンツは同じカーテンパンツだったような…ちなみに上はシースルーすぎるくらいシースルーでした…(今日は遠かったので定かではないのですが)。

コンサート、ほんとうに楽しみですね!
そういえば、24日には作詞作曲のことに関してははっきりと言及していませんでしたが、25日は「もう出来てアレンジにまわしています」とのたまってました!
ますます楽しみですね!


このたびは、コメントありがとうございました!
妙なご縁ではありますが、よかったらまた遊びにいらしてください!

Posted by 海野モノトモ at 2008年05月26日 04:26
はじめまして。
いつもブログこっそり読ませてもらってます。
かなり感想が似ていて、よく画面に向かって「そうなのそうなの!!」と禿同しています(笑)
私も一匹狼なので、無駄にトイレに並ぶのにまで共感してしまいました(^^;
25日は時間を読み誤って異常に早く到着してしまって、めでたく2回も並びましたさ。。。トイレが少なすぎたので時間がたっぷりあったのは不幸中の幸いでしたが(笑)
これからコンサートやらなにやら、ワクワク待てるものがあるっていいですよね。会場で1人ぽつねんと無駄にトイレの列をぐるぐる並んでるやつがいたら、きっと私です(笑)
Posted by ぽん太 at 2008年05月27日 00:12
こんばんは。
やはり、あの日のトマトの方は、海野様でしたか〜。
こんな偶然あるのですね。
いつも楽しく読ませて頂いていたブログの書き主様と偶然、
ご一緒の席だったとは・・・。
あんな大きな会場のあんな人数の中で・・。
しかも、あのトマトが無ければわからなかった事です。
こんな事言ってはなんですが、海野様のお顔ははっきり覚えていませんが、
あの、お皿にポツンと残されたトマトは、今もはっきり覚えています(笑)

無愛想だなんて・・、こちらこそお声を掛けず失礼致しました。
私も、声を掛けようかどうしようか、かなり葛藤していたんですよ。
今回は友人が一緒でしたが、観劇や遠征はたびたび一人でしますので、
一人の時の時間を持て余してしまう時の気持ちわかります。
こんな楽しいブログを書かれる方ですから、きっとお話しをしたら楽しかっただろうな・・と、悔やまれます。
おさちゃんとトマトが繋いでくれたご縁で、これからもこちらへ遊びに来させて頂きますね。

それにしても、2日間行かれたのですね、羨ましい〜。
24日には置かれてなかったコンサートのチラシ、
何故24日にはくれなかったの?!と、友人と憤慨しつつ、
梅芸のHPを見た途端、デレ〜ッとしてしまい、
怒りもどこかへ飛んで行ってしまいしまた。
おさちゃん、本当に綺麗ですね。
25日のご報告も楽しく読ませて頂きました。
また、これからも色々な感想楽しみにしています。


Posted by moni at 2008年05月28日 00:24

>ぽん太さま

はじめまして。
わたしの言葉足らずの、しかしなんかイロイロ間違ってそうな感想に頷いてくださってありがとうございます…!

トイレに並ぶことまで頷いてくださって…!(そんなとこまで!)

しかしトイレの列にひとりで並ぶのも割とさみしいですよね。
わたしはさみしさのつれづれに前後の集団の皆様のはるのさんトークを盗み聞いては心の中で頷いたりしてます…

でも、ひとりとはいえ“行くところ”がある、“ひとりでも行きたいところ”があると言うのは嬉しいことですよね。
トイレ一匹狼仲間(?)として、共にはるのさんをめでていきましょう!

コメントありがとうございました!


>moniさま

そうですトマトのひとはわたしでした………

しかも、あの時は何故かトマトの残った皿をいつまでもさげてもらえなくて…なにかのおしおきかと思うくらいに…


わたしの方こそ、まさかあの会場内に、ネットのはじっこにぶらさがっているこんな小さなブログを見て下さっている方がいらっしゃるとは思いませんでした。
しかもトマトで限定されるとは…

確かに私の顔はトマトに勝てない薄さですが(はるのさんとは違う意味で…)、これからも、いつでもどこでもトマトを残していると思うので(…)、もしそういう人がいたら今度は声をかけてくださいね(口下手なのでおもしろトークは出来ないと思いますが…)。


そして2日目にいただいたコンサートのチラシ、本当に毎日じろじろ見てます…。
はるのさんの“心の小箱”のリボンがほどけそうなのがまた好きでたまりません…。
こじあけたい衝動がどうしても…

でも、同時に24日にもらったチラシのはるのさんがなんかもうとっても好きで、そっちもじろじろ見てます。


あの“春野寿美礼デビュー”の瞬間をとても近い場所で共に過ごしたトマトのご縁…大切にさせていただきたいと思います。

またはるのさん好き好きと書き続けると思うので、よかったら遊びにいらしてくださいね。
コメントありがとうございました!

Posted by 海野モノトモ at 2008年05月30日 02:25
初めまして!
1年前、「黒蜥蜴」を観て、宝塚に通うようになった花里です。
初めて観た春野さんの、かっこよさと春野さんの歌のうまさに
ショックでした。
なのに、「アデュー・・」で、退団!
もっとショックでした。宝塚のことも何も分からず、でも、
春野さん・・・で通いました。今も花組を応援してます。
その春野さんが復活!!もちろんトークショーには、行けっこないって
思ってましたが、少しずつ様子がわかるにつれて、本当に、
また、歌う気持ちになってくれてよかった・・・と思いました。

春野さんの歌がまた聴きたい・・・1ファンです。
Posted by 花里 at 2008年05月31日 20:42

>花里さま

はじめまして。

宝塚初観劇作品が黒蜥蜴だったんですか…!!
それはまた…たいへんディープかつ幸福な出会いだったのではないかと想像いたします。

春野さんがまた歌いたいと思ってくれてほんとうによかったですよね。
“一度は辞めようと思ってた”という言葉をごほんにんはさらりと言いましたが、
私はあの言葉を思い出すたびに蒼白になってます…

春野さんの歌が聴きたい、それはファン全員の気持ちですよね!
わたしもききたいですー。。。
9月がほんとうにたのしみですね!

コメントありがとうございました!
Posted by 海野モノトモ at 2008年06月04日 19:46
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