2007年04月08日

いっそ夢殿に篭れ…明智小五郎の事件簿〜黒蜥蜴/TUXEDO JAZZ

 
11時開演の早朝公演を観てまいりました…案の定座ったとたんに幕が開きました……
 
今日の明智先生は、波越警部にミョーにアプローチしてました…。どしたの?

まず冒頭ちかくの、(私的に)男ふたりのいかがわしいコミュニケーションが見せ場になりつつあるホテルのロビー。
今日の波越警部は明智先生におさわりはなしでしだったせいか、明智先生も波越警部におさわりはしていませんでした。
でも、ソファに座っている3人に近づいて、おもむろに肘掛けに腰かけて体をひねり、乗り出すように(というか、丘刑事にのしかかるように)警部にぐいーっと顔を近づけていました。
波越さんと顔が近い近い。
先生、その距離は友人の距離ではありませんってば。

そしてランデブーの時、スキンシップはなかった。
でも、その代わり明智先生が警部に話しかける顔が、キスを待つ角度でした…(このブログ、たったいま一線を越えたかも)。
でも!だって!先生ったら波越警部の方を向いたまま(客席に横顔を見せながら)エロい顔を少し傾けていたのですよ…。


先生誘いすぎですよー!


惜しむらくは波越警部が気持ちいいくらい朴念仁で、明智先生のエロい誘いに全く乗ってこないことです…。
まあ、奥さんヒトスジだもんね、警部。

大劇で観たとき、先生は所謂“明智小五郎”として、波越警部とコミュニケーションを取っていた。
だから、自分の性癖(?)のことも言及しないし、本名だって明かさない。

でもなんだか最近、妙に警部に懐いているんですよね…。
本名を明かさないのだって、なんだか焦らしプレイにすら見える…(でも、警部はやっぱり全然焦れ焦れしていない…)。
報われないな、先生。
なんだか毛人と王子を思い出しました(日出処ノ天子)。

トカゲダンスは、もう本当に…感無量であります。
薄ら笑いがエロイ…!
ときめきって色々あるなあ…と、A/Lを思い出して目が遠くなりました。

あと、今回はコマの落下音が聞こえなかったです。
ストライクだったのか?
1階A席だと意外に聞こえないのかもしれない…(物音って2階の方がよく聞こえますよね)。

少女の遺骸に覆いかぶさって明智先生のタメイキのような嗚咽。
久しぶりに聞いた…

ショーもニッコニコで楽しかった!


全体的にいまいちぬるいレポートなのは、ひとえにそのまま歌舞伎座に向かい、歌舞伎を観ちゃったからでしょうね…。
しかも、思った以上に秀作ぞろいだったからでしょうね…
歌舞伎レポは後日…

明日もあさっても観劇ですよ!仕事ほったらかし。
ちなみに明日は有給を取りましたが、あさっては日比谷在住のバンバリーが危篤になる予定☆

posted by 海野モノトモ at 23:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 明智小五郎の事件簿〜黒蜥蜴/TUXEDO JAZZ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月07日

ぼ・ぼ・僕らは少年探偵団…明智小五郎の事件簿〜黒蜥蜴/TUXEDO JAZZ

 
勇気りんりん瑠璃の色 望みに燃える××は(覚えてない) 朝焼け空にこだまする
 

という歌を、母がよく歌ってくれたのでなんとなーく覚えているのですが、私は原曲を聞いたことがありません。本当にあるのかすらもよく…(母はよく即興曲を歌っていたため…)。
勇気って瑠璃色なんだ、と子供心に思ったものです。


それにしても、この少年探偵団って、あのカワイコちゃんばっかりの少年探偵団と同じなんでしょうか。

 
 
そんなわけで(?)、今日は15時半公演を観劇しました。


今日の明智先生と波越警部の特筆事項。
親友たちは肩を揉みあって(?)ました。
“友人として”ホテルのロビーにやってきた波越警部、ソファの後ろから明智先生の両肩に手を置く!
そして明智先生は波越警部の手に自分の手を重ねる!!
…どうして!先生どうして!!
そして、推定ふたりがけのソファに3人で座って居眠りをしている警部&刑事の諸君に歩み寄った明智先生、先ほど波越警部がしたように、後ろから両肩に手を置く!
波越警部が目を閉じたままにまーっと笑う!!

波越警部、狸寝入りですから!
もー萌えを必要以上に煽る行為禁止!!なぜなら私が喜んでしまうから。


そういうステキなコミュニケーションがあったりもするため、このお芝居、私は前半がかなり好きです。
明智先生がダウナーからハイへ移行する際の熱量に引きずられて、私まで興奮するからかもしれません。

明智先生は目の前にいるおんなが女賊だとわかっている。
わかっていて、いきなり正体を暴いて押さえつけることもしないし、なりふりかまわず捕らえようともしない。
まわりくどーい方法で少しずつ追い詰めていく。
追い詰めること自体が、目的であり、愛を育む厚意であるような。
そして少女自身も、明智先生の目の前から姿を消そうとはしない。明智先生の視界の中に収まって振り向きながら、導くように逃げていく。
追う者と追われる者の愛の交歓が際立ちます。

そしてトカゲダンスが…もうもんのすごいんですけど!
もしあそこで幕になったとしても私は怒らないでしょう…。
トカゲダンスの2番?の冒頭、後ろ向きから振り向きざまに囁くように“もうひとりのわたしのような”って…。
のけぞりますよ…もう。
なんだか明智先生から黒い粘り気のある糸のようなものが出て、劇場全体を這いずり回っているみたいでした。

そういえば、“僕らの初めてのデートが…”というセリフが、今日は“あいつとの〜”になっていました(初日は“僕らの”でした)。
2種類あるのかしら。
そして、戦後の件ですが、黒トカゲは“戦争は終わった”って歌っていて、客たちは“戦後は終わった”と歌っていました。
やっぱり意図的なのかしら…


そして、少女の死。
明智先生は瀕死の少女を見た時“なぜだ…”と言ってから駆け寄り、少女抱き起こして“なぜこんなことをした”と、囁くように言うようになりました。
分けて言うようになったのは東京からですが、なんか最初の“なぜだ”が、本当に本当に不思議そうで、今目の前におこっていることが信じられなくて、でも目の前で少女が息絶えようとしているのは事実で。
足元から崩れそうな混乱が見て取れて、痛ましいです。

探偵を辞めた先生は、スーツから独楽を出す前に、座り込んで手にした押し花をじいっと見て泣いていた…。
“どうしてこんなもの渡してしまったのだろう”という自責にも見えて、きっと先生は自分で自分を責め続けていたんだろうなあと思いました。

無理矢理立ち直って花道を帰っていきましたが、どうやら30分では立ち直りきらなかったらしく(???)ショーの時も若干明智先生モードが残っていて、笑顔が少なめ?
でもでも!共演者の笑顔につられるように笑顔を見せてくれました〜。
あやねちんの満開の、でもどこか気遣うような笑顔に応えるように大王が顔を緩ませるのを見ると、泣きたくなるのはどうしてなんでしょう。

そうそう、今日は早めに劇場に到着して歌劇を買ったのです。
毎月買っているくせに定期購読じゃないのは、ひとえに申し込みが面倒だからです…

開演前に後ろから読んでました(私は何故か雑誌は後ろから読むクセがあるのです)。
開演前には楽屋日記の昭和コマ投げ選手権あたりまで読んでいたので、独楽投げのシーンで思わず耳を澄ましてしまいました。

ちなみに今日の公演では“独楽がなんだー!!……カンコロカンコロ…押し花がなんだ!”

となっておりました。
さすがノーコン。

帰りに電車の中で歌劇熟読。
じゅりあ嬢が!じゅりあ嬢が活躍していた〜。絵師ぶりは健在!
…………に、似てる…みんな似てる!!
似顔絵として秀逸な出来かと。
おれのじゅりあは絵がうまいなあ〜(ルーナ先輩(♀)がきらり嬢の話になると“おれのきらり!”って言うから、張り合ってみました)。

大劇の時、ロビーで見張り役ふたりと話している明智先生をぼんやり見ていたら、見張り役がふたりして時計を出していたことがありました(確かにひとりは懐中時計だった)。
明智先生まで腕時計を見せてましたけど、2時5分前にあわせられた時計を見せあいっこしてたのかな…明智先生ったら…!
そういえば、煙草ケースを出して見張りにすすめているのも見たことがあります(丁重にお断りされてましたけど)。
毎日雑談(?)するのって難しそうだなあと思いました。

そして、おれのじゅりあは11歳だった…ぐふふ…。


明日は早朝公演(いや11時公演なんですが、私的には本当に早朝)の上、歌舞伎とダブルブッキングなので、早めに寝たいと思います…。


 

posted by 海野モノトモ at 23:12| Comment(2) | TrackBack(0) | 明智小五郎の事件簿〜黒蜥蜴/TUXEDO JAZZ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月06日

戦争を知らずに僕らは育った…明智小五郎の事件簿〜黒蜥蜴/TUXEDO JAZZ

 

待ちに待った花組初日であります!
初日をことほいで、ブログデザインを変えてみました〜。

 


そういうわけで、初日を観劇、どんな明智先生が観られるのかと、どきどきしながら幕が上がるのを待ちました。

 

期待通り…!いやいっそ期待以上!!
常軌を逸しまくった明智先生がそこに!!!
初日の明智先生はどうしようもなく粘着質なヘンタイでした。
初日からこんなにアレで、これからどうするのでしょう。
私にどうなれと言うのでしょう。うっはーたいへんたいへん。


ホテルの一室で黒蜥蜴の正体を暴いている時から既に、先生はちょう興奮していた。
静かに、しかし熱くうねるように興奮しているのが、ジワジワと伝わってまいりました。

必ず掴まえる、と言った先生に、少女は“その時まで女を磨くわ”と返す。
その時の明智先生の顔ったら!
ぞくぞくと突き上げる興奮のせいか、黒蜥蜴を見すえる目は爛々と輝き、少し開いた口は緩み、所謂“欲情した顔”になっている。
ああああなんてエロいの。

そして眼目のトカゲダンス、陰影の濃いライティングに浮かび上がる妖しい薄笑いに、総毛立ちました。
大劇場の終わりあたりには若干薄まっていた先生の異常性がすがすがしいほど復活!祝!!


なんかもう、明智先生ようこそ東京にっ!!という気持ちになりました。


そんな明智先生ですから、物語のクライマックスも、木村先生の意図とはズレがある気がしてなりません。
愛し合ったふたりが兄妹であることが判明し、死に別れることがドラマのクライマックスになってないんですよ…明智先生の異常性が勝っているから。


萌えの喪失に際して廃人のようになってしまった男の姿こそが、真のクライマックスなのではないでしょうか。


少女が死んだ後の明智先生の歌については、2月28日に書いたとおりでございますが、明智先生は今日も、血の禁忌を丸無視であります。
普通の人なら、兄妹を離れ離れにした戦争を憎むと思うのです。
少女は“戦争なんてなかったらよかったのにね”って言っているとおり、それが、普通だと思うのです。

でも、明智先生はただただ、手に入れたはずの情熱の喪失を哀み、絶望しているだけなのです。

愛したひとが妹だったことなんて、先生にとっては本当にどうでもいいことのようです。
ただ、自分の萌えが失われたことに対してのみ、絶望している。
そして、ひたすら少女のくちびるや手の平に思いを馳せては“あんなこともしとけばよかった、こんなこともしたかった”と思っている(かもしれない)明智先生が大好きです。


ごめん先生。
だって打ちひしがれた姿にものすごく萌えるの…


他にも色々…たとえばランデブー中、ふたりそろって(あたりまえだけど)急カーブを曲がってみたり、明智先生が警部にくっさい手袋を無理矢理渡していたりと色々やってました。
でも、もう幸せの彼方であります。
今日はとにかく、久しぶりに天才と狂人は紙一重的先生に会えたので僕はそれで満足なんだ(byエリック)。

 
 
大劇場からの変更はあまりありませんでしたね。
posted by 海野モノトモ at 23:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 明智小五郎の事件簿〜黒蜥蜴/TUXEDO JAZZ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月23日

汽車は闇を抜けて光の海へ…明智小五郎の事件簿〜黒蜥蜴/TUXEDO JAZZ

 

私はゴダイゴ世代ではないのです。
だからこの歌であります。

何がって、銀河鉄道スリナインですよ…。


いきなり何が銀河鉄道スリナインなのかというと、ショーです。本気です。

ショーのことを書いていないのは、いつものごとくひたすらうっとりしているせいもありますが、シーンごとに捉えることが出来なくて、モノローグのない物語を観ているような気持ちになるからです。
そしてぐるぐる考えているうちに、意外に頭が足りない方向に考えが向いてしまった…。
 
幕開き、大王は窓からひょっこり出てくる。

大王はお茶会で“何で窓なんですかね。袖から出てきてもいいのに”と、おぎたてんていの込めたであろう意図を意気揚々と踏みにじる発言をしていました…。
うーん天然☆

おうちから出る時は、ドアから出るものであります。
出入り口ではないところから出たら、そこは非日常への入り口なのであります。
ピーターパンも窓から迎えに来ますしね。
窓を出入り口に選んだ時、時空が歪んで異世界に繋がるのだと思うのです。


そして、窓というから出た者が、異世界に“異物”としてさまよっていく物語。


…だと、私は捉えました。
大王は、いっつも異物ですよね。
ひとりだけダービーハットもかぶっていないし(矢代さんは、物語とはあまり関係ないところにいる、その異世界にデフォルトで流れている音“BGM”そのものである気がいたします)。


窓から出てくるのは大王とまっつ。

どうしてまっつ?
まっつは何?

たぶん大王に付随する存在?
ナウシカの肩に乗ってる動物的なもの?ティンカーベルみたいに、異なるけれどいつも共に在るもの?


もしくは、あれだ、メーテルだ。


そう、私はなんとなく銀河鉄道スリナインを思い出すのです(もちろん原作版であります)。
鉄郎は、ひとつの目的をこころに秘めて謎の美女・メーテルと共に銀河鉄道に乗り、常識も、善悪も、美醜も…基準が全く違う星たちを旅していき、その星々であたたかく迎え入れられたり、敵として排除されそうになったり、恋されたり、責められたり、癒されたり、戸惑ったり、友達が出来たり。
そういう物語なのですが。

異世界に放り込まれる者としての鉄郎、そして影の如く寄り添う者としてのメーテル、そしていざなう者としての車掌さん。

…てことは、大王が鉄郎でまっつがメーテル、一花嬢が車掌さんかあ…(ビジュアルを知っている方は…あまり想像しない方が…)。
というかビジュアル的には大王がメーテルだけど(そしてまっつは鉄郎じゃないけど)(もちろん一花嬢だって車掌さんじゃないけど)。

そして、残酷でエゴイスティックで、しかしその世界そのものといっていいほどの大いなる存在であるところのメーテル母が、まとぶん。
てことはあやねちんは鉄郎が求める“機械の体”であり“機械の体を手に入れたときに一緒に手に入るはずの幸せ”かなあ。


鉄郎は追い求め、追われて、いつどこでも異端なのです。


最初観た時は、確かにそういう風情だった――異世界に放り出された異物としての大王は、どこか不安げで、翻弄されていたのですが。

この間観た時は、異世界を支配し、むしろ平穏な世界にやってきて突如君臨した征服者の趣すらありましたよ。
そう、大王はいつの間にか、その異世界を住人ごと自分の手中に収めてしまった。

それって鉄郎がキャプテンハーロック化して、宇宙を統べているようなもんだよな…


いいんですか鉄郎を宇宙の覇者にして!(だめだろうどう考えても)


…というか、そもそも銀河鉄道スリナインじゃないから!
というツッコミがそこここから聞こえてきそうでありますが、そこが私の頭の足りないゆえんなのであります。
わし、馬鹿です(by松公)


冗談はさておき(いや本気だったんだけど)、異世界の住人がもっと“手に負えないひとびと”でいいのではないかと思うのです。

今まで拮抗する2番手がいない状態で圧倒的な存在感で花組に君臨してきた春野寿美礼というトップスターを、食ってしまうこと…それが、おぎたてんてえが大王を除く花組のひとびとに課したひとつの使命であり、ハードルであるのではないでしょうか(大王には別のハードルが与えられていると思うのですが)。

そして、束になってかかっていったのにそれが為しえないでいる。
というか、公演をこなしていくうちに何かを掴んでしまった大王を、誰も止められなくなったのかもしれない。

このまま支配され続けるか、それともまた大王を翻弄し、飲み込んでいくか。
 
東京でどうなってるか…芝居以上に実は楽しみだったりします。
 
posted by 海野モノトモ at 02:53| Comment(2) | TrackBack(0) | 明智小五郎の事件簿〜黒蜥蜴/TUXEDO JAZZ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月22日

君の頭 僕がよくしてあげよう…明智小五郎の事件簿〜黒蜥蜴/TUXEDO JAZZ

 
いつか恋も終わりが来るのだから ひとりででも 生きていけるように。


キョウダイみたいな純愛を歌った歌だったんだなあ、あれ。

 
 

それはそうと、明智先生のプロポーズについてであります。
久しぶりに見た18日の11時公演では、明智先生のプロポーズの色合いが随分変わっていたことに驚いたもので。

以前観た時は、なつかない猫に舌を鳴らして呼びかけてるみたいに、一生懸命優しく笑っていたのですが、このときはずーっと眉間にしわが寄っていて本当に寂しそうだったんです。
別れることを前提に、それでもプロポーズしているような。

明智先生が少女に示した道は、結局は別れでしかない。
少女が自首していても離れ離れ、彼女がプライドを護って死を選んでも離れ離れ。
だから、なんかとっても悲痛だった。
そして、刹那的だった。

波越くんは自分のこれからの人生のためにプロポーズしていたけれど、明智先生は、結婚のためじゃなくて、ただ一度の抱擁のためだけに、求婚したんだなあと思うのです。

そのせいか、前観た時はカリスマのエキセントリックな純愛という風情だったのが、この時はなんか、もっともっと哀しい恋に仕上がっていた気がします。
私は最初その異常性の中の純粋さにぐいーっと惹かれたので、少女が死んで哀しむ明智先生を見ても感涙することはなく、ただ興奮していたのですが(私がヘンタイか)…18日に初めて思わず泣いてしまいました…。

まさかこういう進化を遂げるとは…。

それってやっぱり、明智先生が“社会”に少なからず愛着を持っているようになったからだと思うのです。
久しぶりに見た明智先生は、社会の中で萌えはなくともそれなりに楽しく暮らしてる。
というか、波越くんと仲良くなりすぎて…小林君をかわいがりすぎているから……。

だから彼女を社会に戻そうとしている明智先生は、“退屈を楽しむの”と言いながらも、退屈に押しつぶされそうになっていた彼女に、社会と言う名の退屈も捨てたもんじゃないと教えてあげたかったみたいだったのです。
無意識的だったとしても、その感覚がとてもおにいちゃんぽくて、だからこそ、少女の死後“こんな結末すら気付かなかった”と悔やむ明智先生に思わず涙が出たのかもしれません。

大王は東京でもいろいろな明智先生が見られるんだと思います。
泣かせてくれる明智先生も、興奮させてくれる明智先生も大歓迎よ!
………でも、どっちかというとヘンタイ推奨!

posted by 海野モノトモ at 00:48| Comment(4) | TrackBack(0) | 明智小五郎の事件簿〜黒蜥蜴/TUXEDO JAZZ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月19日

ただいまっつ… 明智小五郎の事件簿〜黒蜥蜴/TUXEDO JAZZ

 

…じょうだんですごめんなさい…。
というか私のパソ子が“ただいま”を変換したら“多大まっつ”って変換しやがったので…今まで一度として打ったことがないのに(誤打があったのかなあ)。
まっつが多大なの…?
大きくて多いまっつ……そんなのまっつじゃない。


というわけで、パソコンから日帰り遠征所感の補足であります。
ケイタイで更新したものはタイトルのところの公演名が“tokagejazz”となっております。
なぜなら、ケイタイからだとタイトルの字数制限があるから…

とにかくいつもに増して徒然にゴー!であります。
 

■まっつと言えば
せっかくだから、まっつのことを少々。私がまっつが一番輝いていると感じるのは

“出たぞートカゲちゃんが〜!”

と言った瞬間です。
このセリフ、今回のお芝居の中でも屈指の名セリフだと思うのです。
下卑たセリフですが、なんだかとてもあのブラックリザードというクラブに、戦後と言う時代に、そしてなによりも乱歩のいかがわしい世界に似つかわしい気がするのです(タカラヅカに似つかわしいかどうかはまた別の話ですが)。
まっつの美声で下卑られるとさいこうです。
しかもその時のまっつはじゅりあ嬢とカポーなのです。
じゅりあ嬢がまたクラシックなヘアスタイルに深緑のドレスが似合ってなあ!
きらり嬢もおりますよ!オトナ色のドレスであります。
それにくわえてあやねちんはくねり始めるし、大王は登場するしで、私の激愛&溺愛メンツが勢ぞろいするため、忙しくて大変です。
それはそうと、さっき母のところでテレビを見ていたらフィナーレA(時々は正式名称を書いてみる)で、あやねちんとまっつ・みつるくん・りせちゃんが歌ってる曲が流れてきたので顔を上げたらアモンさんがカレー作ってた…(CMらしい)。


■丘刑事(みつるくん)。
居眠りと腰を抜かすところ以外はしどころはなさそうなのに(刑事としてどうなのか)、印象に残る新米刑事君。
彼、明智先生が好きみたいですよ。
というか、憧れがだだもれであります。
彼が刑事になった時には、きっと既に明智先生は名探偵として名を馳せていたのかもしれない。

みつるくんのお慕いしています視線もかなりの高温度だと思うのです(私が気付いているのは例によって大王への視線ですが)。
初めて気付いたのはファントムの時の、従者でした。
彼はエリックの水葬礼で今にももう泣きそうだったり、“僕をあたたかく迎え入れてくれる人たちはどこにいるんだろ”と呟くエリックの後ろで“俺じゃだめ!?”という顔をしていたり。

今回も、ラスト小林君からソフト帽を受け取った明智先生が“行こう”と言った後の、その背中を見送る丘刑事の嬉しそうな顔ったらないですよ(しかも天城刑事に“よかったなあ”とばかりに肩を叩かれている)。
丘くんまでひょこひょこついてっちゃいそうです。
明智先生を愛してくれてありがとう。
でも、波越警部がやきもち焼いちゃうと思うよ。


■潤ちゃんのプロポーズ
波越くんのプロポーズについては3月7日に語ったので、今日は潤ちゃんのことを。
だって、今日は私的にベスト潤ちゃんだったから…!

最初の頃はまるっきりマックスにしか見えなかったのですが、今日!初めて潤ちゃんに見えました!(遅いな私…)
というか、もともと潤ちゃんの気持ちがさっぱりわからなかった(そもそも脚本がアレだからな…)。
潤ちゃんが葉子さんの懇願に負けてプロポーズの言葉を言わされているのだとしたら、どうして葉子さんはそれで納得するんだろうって不思議だった。
葉子さんの真意も、潤ちゃんの気持ちも…さっぱり伝わってこなかった。
でも今日、潤ちゃんが!
やっと潤ちゃんが言いなりになってるだけの男じゃなくなってました!
あんな潤ちゃん初めて!
というか、あんな葉子さんも初めて!!
葉子さんが“この優しさに賭けてみたい”と思ったように、潤ちゃんもきっと“彼女の想いに賭けてみたい”と思ったのだろうな。
驚きから戸惑いに、そして喜びと愛しさに変わっていき、それがそのまま“かわいいひと、いとしいひと”という呼びかけに繋がるのか。
そして、ののちゃんも随分変わってました。
前の葉子さんはもっと愛に対して貪欲かつ雑食だったように思うのです(誰でもいいから愛して!という痛々しい子だった)。
でも今日は、クロロホルムをかがせた同じその手で、優しく毛布をかけてくれた潤ちゃんの能動的な優しさに惹かれたのが無理なく伝わってきました。

相乗効果かな。
まとぶんはののちゃんと一緒に、すっかすかの脚本の行間をやっと埋めきったのかもしれません。

しかしまとぶん…
意外にスロースターターなのね(ショーでも前に観た時よりも存在感がぐーんと増してて、きらきらしてた)…というかあなた明日大劇の千秋楽ですよ………。
試験の前に一夜漬けどころか、テストの前の休み時間に初めて教科書をひらく割にいい点数取っちゃうタイプか?

大王もたいがいスロースターターで、エンジンがあったまり、走り出し、メーターが高速回転し、素晴らしいスピードで走っていくまでを見守るのがファンの醍醐味になりつつあるのですが、大王以上のスロースターターがいたとは…
 
posted by 海野モノトモ at 03:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 明智小五郎の事件簿〜黒蜥蜴/TUXEDO JAZZ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月18日

18日15時公演レポ…tokagejazz


上手花道すぐ側の席で、理性を押さえるので精一杯…!明智先生は近くでみてもかっこいいなああ!
そんな中で観た明智先生は一見立派な社会人っぽいヘンタイでした(どこまでもヘンタイにこだわる…)
なんつーか、波越くんと仲良すぎでした…。
その割に本名は明かさないし、波越くんもそれに関しては全然気にしてない。波越くんのO型気質にこころがあったまりました。
席が端っこすぎて私的眼目のトカゲダンスがいつもと違って見えた。背中から不穏なかげろうがたちのぼっているようでした。
背中で雄弁に語る役者・春野寿美礼…!
ランデブーはまさにランデブーでした(何がなんだか)。
明智先生ったら売店からぎってきたせんべいをくわえて波越くんに見せていた。しかも波越くんがその逆側をくわえようとしてて…車内ポッキーゲーム開始5秒前…どこの新婚旅行中のバカップルですか。困るなもー。
ていうか絶対目的地に着く前に事故ってますよあれ…
しかしそのあたりの明智先生、妙にハイテンションでした。獲物を追いかけている時が一番楽しくてコーフンしていて、それがだだもれ…。波越くんは親友が何を望むかわからなくても親友のウキウキにはおつきあいしてるんだ…
プロポーズの歌が波越君並みに誠実でしたが、その分少女の死後がじゃっかん淡白?しかし淡白な方が根深い異常性を感じる…のはきっと私だけ…。
でも黒蜥蜴の遺した“生きて”という遺言を見た明智先生がさっぱり立ち直ってると、心機一転また新たな“女の犯罪者”を探そうとしているよーな気がして、ゾッと興奮します。…まさに“事件簿”。
いいなだいすきだ。

久しぶりに観た芝居は全体的に濃度が増していて、乱歩調ともいえるキッチュな薄暗さが物凄く馴染んでいたと思います。早く東京に来て〜!(気が早い)



ショーは全開!今日も総見だったのかしら。にぎやかで大王も楽しそうで、だから私も楽しい!
仕立屋に入ってあらぬ方向(客席)に愛想を振り撒き過ぎてまっつに苦い顔されてた。タキシードまとぶんの腕をくぐるようにむりやり肩を組ませて、いたずらっぽくピース。かわいいなあもう!
狂った女神に翻弄される…というより狂った女神と仲良しになってました…。しかしなんだあのうつくしいこえ…!裏声(?)があの音量で出るんだもんな…!でもその美しい声で歌い上げる歌詞(?)が「みわ〜〜〜〜っち!」なのがなんともほほえましい。


あー楽しかった楽しかった!書いてないけど嬢たちもあいかわらずかわゆくて至福であります。
posted by 海野モノトモ at 20:08| Comment(2) | TrackBack(0) | 明智小五郎の事件簿〜黒蜥蜴/TUXEDO JAZZ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

18日11時公演レポ…tokagejazz


今日の明智先生は恋心満載の切ないヘンタイでした(ヘンタイであることは譲れないのか…)。
しかも退屈だといいながらも意外に余生を楽しく過ごしている御隠居の老いらくの過ち的な、ややこしくて一途な恋でした。
虚構を楽しめと言う黒蜥蜴に、明智先生ったら既に目が爛々であります。もしかしてもしかして…という期待!
あれは狩る者の目ですよ…
「恋してしまいそう」と言われて嬉しそうだもの。しかもそれは嘘だと言われた瞬間にフェチ魂起動のスイッチが入ってた。
君に決めた!て感じ。
黒蜥蜴が発砲した時、既に嬉しくて仕方ないようで顔が緩んでるよ先生!
そんなだから従ってトカゲダンスさいこう!
辛抱たまらん明智先生にわたしも辛抱たまりません。
波越くんとのランデブー、なんか言い合いしてました…。
仲良くな!
松公の変装を解いてから最後まで、とにかく渋面の明智先生。プロポーズの歌も悲壮感が漂う。少女に自首して欲しくなさそうでした。自首したら離れ離れになるとわかってて、とにかくただ一度抱きしめるためのプロポーズ…。
死にかけの少女を抱き起こして混乱してました。おそるおそる「どうしてこんなことをした…?」と言う言い方がかわいそう。
彼女が死んだ後、自分を蔑むような姿が痛々しい。どのみち、彼女を失ってしまうのは同じだったわけで。
無力感と喪失感に思うさまうちのめされたあげく、諦めてました。
全てを。
ラスト、落ち込んではないけど立ち直ってもない。
ときめくことを諦めて、とにかく全部諦めて、再び退屈の中に身を沈めて生きていくしかないとでも思ってるような。
今まで見た中で一番救いがないなあ。
襲い来るカタルシスに溺れました。


ショーは楽しかった〜。
何と言いますかもはや自由自在ですね大王。
上着を御所望の大王、見事なポンコツっぷり。仕立屋まっつとラブラブ(?)でした。まとぶんには投げキッス☆まとぶん受け止めてました。

あー楽しかった!(相変わらずショーが短い)

あともう一回観られる幸せよ。
posted by 海野モノトモ at 14:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 明智小五郎の事件簿〜黒蜥蜴/TUXEDO JAZZ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月07日

明智先生を彩る人々について徒然語り・波越くんの巻


明智先生を毎日ヘンタイ呼ばわりしているとそのうち怒られそうな気がしたので、明智先生を彩る人々について徒然語り・波越くんの巻であります。
トカゲちゃんについては人物造形が好き過ぎて、ちょっとどころかもんのすごく長くなりそうなので、波越くんから。

…あくまでも、明智先生を彩るという視点で…。
 

“寝てしまったか、友人”
友人って呼びかける明智先生が、すっごい好き!
芝居がかった言葉の並びの選び方が、好きなんですよね…木村先生の歌詞は嫌いだけど、言葉の端々は結構好き…。

あと“刑事の諸君、こんばんは”
っていうのも好き。
これもアホほど芝居がかっていて、明智先生が普通の人のフリをしているようにすら見えてくる…。


というわけで(?)、壮一帆くん演じる明智先生の友人であるところの波越くん。


いっぽくんは、煮しめたような色のコートがよく似合う…銭形警部と同じくらいよく似合うと思うのです…
昭和の公務員を体現したら右に出る者はいない気がいたします。

平日の彼、残業はせずに定時にあがってまっすぐ帰宅。
家で晩酌。
でも友人のためなら(というか、愛妻とケンカした次の日には)夜中2時までサービス残業することも。
給料日には給料袋ごと給料をきよこさんに渡し、その日の波越家の食卓には牛肉が並ぶに違いない。

そんな絵に描いたようなステロタイプサラリーマン波越くんがあの明智先生の“友人”をやっていられるのは、よい意味で鈍感だからだと思うのです。
だって波越くんが「犯罪が恋人か?」って投げかけた時、明智先生答えて曰く
「犯人は男ばかりだ」。

………この明智先生の返事の異常性に気付かないんですよ、彼は。
のみならず冗談めかして
「女だっているかもしれない」
とか返すんだもの。
彼にしたら冗談の応酬をしたつもりだったのかもしれませんが、波越くんは明智先生の気持ちを実のところ何もわかっていないのです。


明智先生が相手に求める結婚の条件は何よりも先に“大物の犯罪者であること”なのだと思うのです。
明智先生は犯罪にときめき、犯罪を愛し、大物の女犯罪者を生涯の伴侶にしたいとさえ思っているような。
だから犯人は男ばかりだ、と答えてションボリしているのではないでしょうか。

彼が結婚する気がないのは、結婚願望がないのではなく、犯人が男ばかりだから。
ということは、犯人がおんなだったら…?


探偵をする=犯罪者を追うこと=生涯の伴侶探し


………明智先生ったらどこまで犯罪者フェチなの!

それでこそ明智先生です。
でも波越くんは友人がそんなふうに思ってるなんて、露ほども考えないんだろうな。
だから、いざ“明智先生的結婚の条件”を満たす黒蜥蜴を目の前にして、秘めていたはずの異常性が牙を剥いた明智先生の、その変貌ぶりに戸惑うのではないでしょうか。
車中でコーフン押さえ切れない明智先生の横で“理解できない、親友は何を望む”。
そんな波越くんに、今更かよ!と、観るたびに心の裏拳でツッこんでます。


たぶん波越くんには明智先生のフェティシズムは一生わからない。


彼は退屈なパレードにニコニコと加わり、心底パレードを楽しむタイプだから。
それはあの生活臭がプンプン漂うあったかいプロポーズを聞いていてもわかる。
彼の心には影男がつゆほども住んでないんだな………いや住んでないのがフツーですよ。


だから波越くんがフツーであればフツーであるほど、明智先生のフリークスとしての孤独と悲哀が浮き立つと思うのです。
あの作品の“良心”…それが波越警部なのかもしれません。

 
“結婚”という、この物語の中で一見いらない社会制度が、私の脳内では明智先生のフェティシズムを表現するファクターとして必要不可欠になりつつあります。
明智先生が黒蜥蜴をじりじりと追いかけた挙句“結婚してください” って言う時、私の心の中にはあったかい気持ちとか感動とかそういうのはなくて、ただただ暗い興奮だけがあるのです…。
フェチが偏愛するものを手にした時の恍惚感って何物にも変え難いエクスタシーなのだと思います。
 

あー先生ったらヘンタイ!
…結局明智先生をヘンタイ扱いですみません。
でも私はそういう先生だからこそ好きで好きで大好きなんです…。

あー今日も先生はヘンタイかなあ!
会いたいなー…
posted by 海野モノトモ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 明智小五郎の事件簿〜黒蜥蜴/TUXEDO JAZZ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月05日

5日13時公演レポート…tokagejazz

帰りたくないけど帰りの新幹線の中であります。
明日からまた退屈なパレードの一員になりますとも。

■明智小五郎の事件簿〜黒蜥蜴

今日の明智先生は見事にディープな犯罪フリークスでした。

*ソファに座る明智先生、つまんなそう。
*退屈だ、と言うのすら面倒くさそう。
*波越くんに声をかけられて真上にぐいっと顔を上げました。
*そ、そんな無防備に喉をさらされたら私…!
*たいへんです。
*波越くんのノロケを聞いて「僕は結婚するなら犯罪者の女がいいな〜」と淡い夢を抱いているようでもありました。
*それならプロポーズの歌も納得出来ちゃう…!
*小林少年が飛び込んで来た時、賭けのことも緑川さんのことも全部吹っ飛んでた。
*ちいちゃな頭をナデナデしながら顔で「メッ」て言ってた!
*少年は別腹ですか…
*(気を取り直して)大物だ!と声を上げる明智先生、興奮の鳥肌が見えるようでした。
*トカゲダンスの恍惚度120%(大王比)
*閉じた目に眉間のシワ、緩む唇。
*観てる私が恍惚…
*なんだろうあのあやしいうつくしさ!
*まさに取り付かれたよう。
*車中の男ふたり、何故か明智先生が波越くんと自分の服装をチェック。
*明智先生が汚い手袋で波越くんの額の汗を拭うと、お返しに波越くんがその手袋を受け取って明智先生の額の汗を拭いていた…
*安全運転、安全運転!
*二人分の汗を吸った手袋を受け取り「キタネ」と顔をしかめ、マフラーで再び自分の額をフキフキ。
*先生ったら汗だくね。
*プロポーズの歌、懇願系でした。
*「おいで」も懇願系。
*どっちかと言うと「来てくれ」ってかんじ。
*抱きしめても幸せそうじゃない先生。
*連れて逃げたいという衝動と戦っているようでもあり。
*お着替えした少女の姿を見たら、もしかしたらもしかしていたかも…?
*少女の骸に覆いかぶさり鳴咽…。
*私も鳴咽…
*やっとのことで立ち上がるも、覚束ない足取りが不憫。
*少女への追憶を歌った後、泣きっぱなしの顔。
*しゃくりあげるような息遣いに胸が潰れます。
*スーツを脱ぎ捨ててました。
*膝をついてスーツから独楽と押し花を取り出した後、膝をついたまま両手でふたつを包み込んで祈るように額に押し当ててました。
*独楽は捨てない方がいいと思…
*一応形見なんだし…
*呼びに来た小林少年に無理に笑顔を見せてました。
*これからリハビリ…


■TUXEDO JAZZ
全体的ににっこにこな大王でした〜。私もにっこにこ!

*ヨレヨレ大王、ヨレヨレ度120%(大王比)。
*リーゼントみつるくんを思いっきりひっぱたき、ひっぱたいた手を振り「イテテ」。
*最後には膝をつき、まっつに心配かけてました。
*でも直ぐに満面の笑顔で立ち上がる…
*かわうい!
*タキシードまとぶんに最敬礼で握手をもとめ、まとぶんが目をまんまるにして驚いてました。

…以上です。
うわ〜ショーが昨日に増して少ない…
だって「すてき」とか「かっこいい」とかは周知すぎて…

このショーよいな〜。芝居との相性も抜群。芝居の雰囲気が妖しいので、ショーまでタランテラ!みたいに思春期まっただなかのお耽美ショーだったら体が持ちませんよ…
posted by 海野モノトモ at 20:16| Comment(3) | TrackBack(0) | 明智小五郎の事件簿〜黒蜥蜴/TUXEDO JAZZ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月04日

4日15時公演レポート…tokagejazz

最近萌え事項ばかりをぐるぐる書き連ねていたので、たまには携帯からレポート更新。
独りの夜はナガイカラ。。。


■明智小五郎の事件簿〜黒蜥蜴

今日の明智先生は最初から黒蜥蜴と結婚しようと決めて追っ掛けている重いヘンタイでした。ステキ!
どこまでもノーブルなたたずまいだからこそ、あの異常性に萌えたぎります。

*新婚の波越くんのことが羨ましそう。
*この時点で手強い女の犯罪者がいたら結婚しようと思っているようでもあり。
*なんて歪んだフリークスなの!
*なんて重い男なの!
*ホテルの部屋で黒蜥蜴の正体を暴き、彼女を一度逃がした時に見せる満面の笑みに滲むのはもはやエクスタシー…エロすぎませんか。
*しかもそのままトカゲダンスになだれこむんだからもうまたりませんっ。
*私ったら平静を装って座席に座っているだけでせいいっぱい。
*じゅりあ嬢はかわうい。
*ちょうかわうい!
*車中、波越君の運転を代わる先生。
*直ぐにハンドルを返す先生。
*ひと仕事終わったとばかりに一度ポケットにしまった手袋をわざわざ取り出して自分の額の汗を拭く満足気な先生。
*おちゃめさんめ!
*初めてのデートで「おじさん」と呼ばれたことが甚だ遺憾だった模様。
*「おじさん…!」とぼやくかわいさよ。
*小林少年の後ろ頭を何故撫でる。
*しかも何度も。
*撫でたい気持ちはよくわかる。
*葉子さんとのやりとりにホント誠意がない。
*ていうかモロ心ここにあらず。
*葉子さんもそりゃヘソ曲げるって。
*松公姿で黒蜥蜴にひっそり告白してみたものの「明智は探偵なのよ」と言われて、見るからにがっかり…。
*その分スーツに戻った後「僕は探偵をやめますっ」と力強く宣言。
*しかもプロポーズの歌に「やっと言えた−」という満足感が滲む。
*あんな満足気な先生は初めてです。
*しかもプロポーズを断られるとは微塵も思っていない先生も初めてです。
*その分、少女の骸に覆いかぶさった後の鳴咽交じりの吐息が切ない。
*呆然とした顔で、何度も首をゆるゆると横に振っていました。
*「押し花がなんだ…」がもう泣き声で…
*哀しみを断ち切るようにソフト帽を捌く。


■TUXEDO JAZZ
*客席が賑やかでした。
*何かあったのかしら。修学旅行?
*大王嬉しそう。
*大王が嬉しいなら私も嬉しい。
*タクシーが拾えないあやねちんのアドリブがよく聞こえて至福。
*ピンクドレスの娘さん達を引き連れてのダンス、大王の手が断トツ優雅に舞っていて複雑な気持ちでうっとり。
*あの手の動きにはうっとりせずにいられない。
*特大ウインクに黄色い歓声。
*大王「シッ」とたしなめるも嬉しそう。
*イイモノミタ☆
*ていうかアナタのウインクのせいですよ。
*みわっちの狂った女神、髪型変わってた。
*今回のすっげえイイ!
*ナイトジャズの大王「みわ〜〜〜〜〜っち」!
*すごい〜

あれショーが…短い…?
観てるときは楽しくて楽しくて仕方ないのに、観劇後で文字化しにくいな…
というわけで今日も満喫♪
posted by 海野モノトモ at 23:07| Comment(2) | TrackBack(0) | 明智小五郎の事件簿〜黒蜥蜴/TUXEDO JAZZ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月28日

デザイナーとして生きるより、女として……明智小五郎の事件簿/TUXEDO JAZZ

 

26日13時公演も、明智先生はストーキングに余念のないヘンタイでした。
今回、何故か明智先生の心情が一番追いやすいあたり、自分の嗜好を検討し直した方がいい気もしてまいりました。


 

いきなりネタバレの核心に触れているような気がするので、いきなり隠してみたりして。
posted by 海野モノトモ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 明智小五郎の事件簿〜黒蜥蜴/TUXEDO JAZZ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月26日

斧を取れ 打ち下ろせ 決別だ…明智小五郎の事件簿/TUXEDO JAZZ

 

25日の2本目は我らが(?)花組公演であります。
イティコ先輩とルーナ先輩は初見。

余計なお世話だと思いつつも、おふたりには口をすっぱくして“原作と三島版と漫画は忘れて!”とお伝えしました。
幕間でお話ししたらなかなかの好感触。


 

 デフォルトでネタバレまくりであります。
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2007年02月23日

影男と話し合った 退屈なパレードを憎もうと…明智小五郎の事件簿/TUXEDO JAZZ


締め切り明けでヒマそうにしている上司や先輩達計5人に小テストをしてみました。


Q1 「はるのすみれ」を漢字で書きなさい。
Q2 この中ではるのすみれの写真はどれでしょう(会社に置いていた色々な人のスチール写真を並べて出題)。


…正解率100パーセントでした。
恐ろしい…

私がデスクの周りに大王の四つ切を飾りすぎていたり、デスクトップがいつ見ても大王だったりするからでしょうか…。
話の流れでみんなでツアーを組んで黒蜥蜴を観に行くことになりましたが、どうやって6枚もチケットを融通しろと言うのだ…頑張ろう3月4日…


 


 

そうそう、19日の続きであります。
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2007年02月19日

スモックを着ていた頃から心に影男が住んでいた…明智小五郎の事件簿/TUXEDO JAZZ

 
私が乱歩作品に最初に触れたのは小学校の時に読んだ本でしたが、きっちりハマったのは筋少と人間椅子がきっかけだった気がします。


ある、男がいた。

男は心の中に“影男”を住まわせていた。
影男は凶暴で、つつがなく進んでいくパレードにも似た“世間”を何よりも嫌悪している。
乱歩の物語には、影男が暴走し、犯罪という猟奇の果てに死んでいった人間たちが禍々しく、しかし生き生きと描かれている。
暴走した影男を愚かだと思いながらも、どうしても惹かれていくのだろう。
しかし影男を暴走させるほど勇気のない彼は、退屈なパレードの一員になろうと決め、心の中の影男を静かに消してしまう。
よのなかに溶け込むことが出来ず、かといって世間を脅かすような犯罪に手を染められず、社会の端っこに迎合して『普通』に生きていくしかなかった。

 
男は、かの江戸川氏に問う――あなたは僕を軽蔑しますか?
 

というわけで(?)今回の芝居、そりゃあ色々と文句はある。
なんだそりゃーと思うこともある。

でも、私はあの明智先生の造形がとても好きなのです。
私がずっと読んで来た明智が、私がイメージしてきた明智が、大王の明智で再現されていたので。


美しくて、底知れなくて、捻じ曲がった犯罪フリークス。


明智先生は最初は正義のために、世の人のために悪を暴こうとしていた(と、自分自身でも信じていた)時期もあった。
でも、彼は探偵という悪を暴くべき職業でありながら、犯罪者に強く惹かれ、惹かれているからこそ、犯人を推理し捕らえることが出来る。
犯人と向き合い、犯人と寄り添うように犯人を追い詰めていくうちに、自分が、犯罪にときめいていることを実感してしまう。

興奮と快感、そして恍惚。

でも彼は、罪を暴くことで悦を得るその“異常性”を隠して探偵という職業で社会に紛れて生きている。
そして、世間は彼を“名探偵”と囃し立てる。

心に影男を飼ったまま、世間の名声を得ているその矛盾と歪み。
その歪みこそが彼の虚しさであり、冒頭の明智先生なんだろう。


そして、明智先生の影男を引きずり出したのが、黒蜥蜴だった。


ということで、これからが本題(…)なのですが、もう3時過ぎてるし、明日は月組公演を観るので、またあらためて…


大王演じる明智先生の心には影男が住んでいる。

ぼくはそれで満足なんだ(byエリック)って感じです。

 
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2007年02月18日

衝動的大劇公演観劇。

 

結局辛抱堪らなくてひとりで大劇に来ちゃいました〜。携帯からの更新に挑戦。暫定更新ですが。
2公演観ました。
ショーのことを書きます…芝居のことは携帯だと指が追い付かないので、後日パソ子に向かった時に…。
とりあえずお芝居のことは…大王は今日もせかいいちスーツが似合っていたことだけは書いておきます(本気)。

という訳でショー。
初日に2回観ただけだったのですが…1週間でここまで変わるものなのかと思いました。
東京に来る頃にはどーなってるんだろ…
以下大王中心に箇条書き〜


*初日とグルーヴ感が雲泥の差。
*全体的に歌詞も格段に聞き取りやすい。
*大王のただでさえジャジーなダンス(…)が、ひときわジャジーに。
*窓から顔を出して破顔一笑。
*破壊力抜群。
*いきなり白いタキシードは反則…!
*グレーのあやねちんとのノーブルなダンスがなんとも素敵。(もはやなんの報告にもなってな…い…)
*しかしふたりともかわいいなあ!美しいなああ!
*派手な赤いスーツも上品に着こなしてまた…!
*交通渋滞、あやねちんが「ゴー!」て言ってた!
*何度も!
*私はどこにでもゆくよ!
*仕立て屋、ひょうきんすぎて…いっそ愛しい。
*タキシードまとぶんをみて嬉しそーに笑み崩れた〜(11時公演)。
*それにつられたよーにまとぶんも嬉しそうに笑った〜。
*15時公演では大王が親指を立ててました。
*まとぶんま勢いで親指を立てて応えるも「…?」顔。
*か、かわい…っ
*ヨッパ大王、ピンクのいちか嬢とじゃれあってるみたいに踊る。
*猫をじゃらしてるうちに本気になったひとみたい。
*いちか嬢を覗き込むようにしてニコニコ。
*ひたすらほほえましい。
*15時公演ではもう少ししゃんとしてた。
*それもよい〜
*矢代さんとのスキャット、なんであんなに違うの。
*私に何回観ろと…?
*え、毎日…!?
*「宝塚いちピンクが似合う」と豪語していた大王、今回はピンクなし。
*かわりにまとぶんが嫌がらせのよーに着せられている。
*頑張れまとぶんもうひといき!
*赤いスーツは鬼のよーに似合っているから。
*同じ赤なのに大王はなんてすっきりと着こなすの。

……なんか全然よさが伝わってない気がする…。
しかしこのショー、オペラで大王を追っていると物語がわからなくなったりもする。
特定のお目当てがいない方が素直に楽しめる、初心者に優しいショーなのかもしかして。
このショーでは、いつでも大王だけが『異質なもの』として存在している。
通常ならトップである大王を中心に世界が構築されていくのに、今回は花組の皆が作り上げたひとつの世界に、別の世界から来た大王が突然そこにぽーんと放り込まれたよーな不思議さ。
クセになりそう…。明るい楽しいショーだと思ってたけど、意外に毒性があるな…。
タランテラ!では孤高のコムちゃんにみんなが縋って付いていくような形だったのとは対照的に、今回は大王がみんなに囲まれていじられて笑ったり焦ったりかわいかったりするショーというか。
宛て書きの名手である荻田てんていは、大王にこういう“いじられ体質”を見たのか、と思うとなんか感慨深い…。

 
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2007年02月10日

木村先生の過去の罪業が邪魔をする…明智小五郎の事件簿/TUXEDO JAZZ

 
この作品には漢字二文字の呪いがかけられているような気がする…。
“結婚”と“戦争”。

テーマ的には大変萌え要素が高いのです、私にとっては。
しかし、あまりの直球で受け取る気にもならない。
先生の過去の数々の罪業が邪魔をして、木村先生の主張を役の人物達が“言わされている”ように見えてしまうのです。
こういうとき荻田先生なら、柴田先生ならどういう風に言い換えるかな…とか、考えてしまいます。

 
ネタバレも含みつつの結婚と戦争考察。
posted by 海野モノトモ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 明智小五郎の事件簿〜黒蜥蜴/TUXEDO JAZZ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月09日

少女の王国の崩壊…明智小五郎の事件簿/TUXEDO JAZZ


花組初日おめでとうございます!イエー!
ヒトデのスープで乾杯しよう。星が浮いてるね。

ということで、仕事を絡めて前日大阪入り、午前中に仕事を片付けていってまいりました初日!
そして、会社に戻って来て、会社でこれを書いてます。
新幹線ってハヤイナー。
ていうか給料泥棒もいい加減にしろって感じか…
でも大王には変えられないもの!


…結論から言いますと、懸案の[明智小五郎の事件簿〜黒蜥蜴]、わたくしかなり堪能いたしました。

 
以下、思う様ネタバレなので、気をつけて下さい。
 
まずは[明智小五郎の事件簿〜黒蜥蜴]から。
posted by 海野モノトモ at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 明智小五郎の事件簿〜黒蜥蜴/TUXEDO JAZZ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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